講座詳細情報
申し込み締切日:2015-03-30 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:100509
日本文化の特質と外来思想―仏教・儒教等の受容―
- 開催日
- 4月 6日(月)~ 6月15日(月)
- 講座回数
- 20回
- 時間
- 14:45~16:15
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 45,144円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 54,432円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
日本は、過去において中国思想や仏教を受容したが、中国やインド文明に組み込まれることなく、日本人は日本人独自の生活・思想・文化を創造・展開して来たことを講義する。あわせて日本文化の特質を考える。
【講義概要】
マックス・ウエーバーが日本文化を儒教文明の一つと見たり、新渡戸稲造が武士道を禅や儒教思想で解釈しているが、これらは大変な誤解である。事実は過去において、中国の文物を文化財として受け入れたり、儒教を知識教養とし重視したのみである。中国仏教も変容して、鎌倉時代には国民宗教となった。本講座では、外来思想の取捨の過程を考察しながら、日本人が独自の力で生活・思想・文化を発展させて来たことを論じる。具体的には、日本の政治体制、皇室、儒教、仏教、神道、国学、漢詩と和歌、ベネディクト『菊と刀』等をとりあげる。これにより、日本文化の特質が理解されよう。
日本は、過去において中国思想や仏教を受容したが、中国やインド文明に組み込まれることなく、日本人は日本人独自の生活・思想・文化を創造・展開して来たことを講義する。あわせて日本文化の特質を考える。
【講義概要】
マックス・ウエーバーが日本文化を儒教文明の一つと見たり、新渡戸稲造が武士道を禅や儒教思想で解釈しているが、これらは大変な誤解である。事実は過去において、中国の文物を文化財として受け入れたり、儒教を知識教養とし重視したのみである。中国仏教も変容して、鎌倉時代には国民宗教となった。本講座では、外来思想の取捨の過程を考察しながら、日本人が独自の力で生活・思想・文化を発展させて来たことを論じる。具体的には、日本の政治体制、皇室、儒教、仏教、神道、国学、漢詩と和歌、ベネディクト『菊と刀』等をとりあげる。これにより、日本文化の特質が理解されよう。
講師陣
名前 | 岡本 天晴 |
---|---|
肩書き | 防衛医科大学名誉教授 |
プロフィール | 出身:東京都。出身校:早稲田大学大学院。専門分野:哲学、医学概論。主な著訳書等:『仏教と中国社会』『医療倫理Q&A』など。 |