講座詳細情報
申し込み締切日:2015-04-01 / 世界史:その他教養 / 学内講座コード:100315
中世ヨーロッパの歴史 古典古代末期から15世紀まで
- 開催日
- 4月 8日(水)~ 6月17日(水)
- 講座回数
- 20回
- 時間
- 14:45~16:15
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 45,144円
- 定員
- 40
- その他
- ビジター価格 54,432円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
「ヨーロッパ」とは歴史的な形成物です。そして、中世史とは「ヨーロッパ」の形成史なのです。本講座では、「ヨーロッパ」という世界が、政治的、社会的、経済的、宗教的、文化的な地域差を内包しながらも、いかにして自律的で、地域的な一体性を有する世界を形成したのかについて理解を深めていただくことを目標とします。
【講義概要】
本講座では、地中海を中心とする古典古代世界が凋落の傾向を示し始め、やがて中世的世界への移行する古典古代末期から、中世的世界が衰退して近代的世界へと変容し始める15世紀までの時代を対象とします。春学期で5世紀から10世紀頃までを扱い、秋学期で11世紀頃から15世紀までを扱うつもりです。また、地理的には、ローマ・カトリック(ラテン的キリスト教)世界を中心としながらも、それに隣接するビザンツ(ギリシア的キリスト教世界)及びアラブ(イスラム教)世界との政治的、経済的、文化的関係についても触れていくつもりです。政治外交史や経済史のみならず、社会史、宗教史、文化史、心性史など幅広いテーマを扱っていきたいと思います。基本的には、2014年度と同じ講義内容になります。
「ヨーロッパ」とは歴史的な形成物です。そして、中世史とは「ヨーロッパ」の形成史なのです。本講座では、「ヨーロッパ」という世界が、政治的、社会的、経済的、宗教的、文化的な地域差を内包しながらも、いかにして自律的で、地域的な一体性を有する世界を形成したのかについて理解を深めていただくことを目標とします。
【講義概要】
本講座では、地中海を中心とする古典古代世界が凋落の傾向を示し始め、やがて中世的世界への移行する古典古代末期から、中世的世界が衰退して近代的世界へと変容し始める15世紀までの時代を対象とします。春学期で5世紀から10世紀頃までを扱い、秋学期で11世紀頃から15世紀までを扱うつもりです。また、地理的には、ローマ・カトリック(ラテン的キリスト教)世界を中心としながらも、それに隣接するビザンツ(ギリシア的キリスト教世界)及びアラブ(イスラム教)世界との政治的、経済的、文化的関係についても触れていくつもりです。政治外交史や経済史のみならず、社会史、宗教史、文化史、心性史など幅広いテーマを扱っていきたいと思います。基本的には、2014年度と同じ講義内容になります。
講師陣
名前 | 佐藤 剛 |
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肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | 1973年東京生まれ。2007年から早稲田大学文学学術院において西洋中世史の講義を担当。専門は、ヨーロッパ中世文化史。とりわけ、12世紀~15世紀のヨーロッパにおける知的文化の形成について研究している。主要論文として、「15 世紀のソルボンヌ学寮における《 clerici 》について」 |