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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-04-03 / 日本史 / 学内講座コード:100220

続・欧米人のみた日本 明治篇

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月10日(金)~ 6月19日(金)
講座回数
20回
時間
14:45~16:15
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
45,144円
定員
30
その他
ビジター価格 54,432円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
大航海時代から江戸時代、そして幕末維新の動乱をへて、明治国家が完成した明治末年までの日本を、日本人が近代国家の模範とした欧米人たちがいかにみていたのか。他者の視点を知ることで、日本の歴史をより世界史的視野から概観してみましょう。

【講義概要】
明治末年、政治の一線から退いた大隈重信は、教育と文化の普及活動に専念します。そうした大隈たちが設立した大日本文明協会が刊行した叢書のなかに『欧米人之日本観』全3冊(1908~09年)があります。マルコ・ポーロの時代から日露戦争後に至るまでの、外国人のみた日本観が数多く収録されています。大隈のねらいは、欧米を模範としながら築いた明治国家を総括する目的で、いかに日本が欧米人から見られていたのかを概観しました。『欧米人之日本観』に依拠しながら、これに最新の邦訳・外国人見聞録をいくつか加え、マルコ・ポーロの時代から初めて、幕末までを講読してきました。本年度は、明治初年から中期を取り扱いますが、『欧米人之日本観』などに関する講義も予定しています。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 4/10(金) 前年までの概観
第2回 2015/ 4/17(金) 欧米皇族・要人の来日(エジンバラ公、シューワード前国務長官)~『欧米人之日本観』から
第3回 2015/ 4/24(金) 欧米要人の来日(オーストリア外交官ヒューブナーほか)
第4回 2015/ 5/ 1(金) 御雇外国人のみた日本(グリフィス、ブラントン、ダイアー)
第5回 2015/ 5/15(金) 蝶々夫人の世界ー長崎・稲佐のロシア人たちと日本人女性たちー(講義)
第6回 2015/ 5/22(金) 続・蝶々夫人の世界ー長崎・稲佐のロシア人たちと日本人女性たちー(講義)
第7回 2015/ 5/29(金) 女性のみた日本(クララ・ホイットニーー勝海舟家の嫁ー)
第8回 2015/ 6/ 5(金) 女性のみた日本(英公使フレーザー夫人)
第9回 2015/ 6/12(金) 宣教師・美術家・軍人たちのみた日本
第10回 2015/ 6/19(金) 進度調整
第11回 2015/10/ 2(金) 女性のみた日本の地方(イザベラ・バードの世界)(1)
第12回 2015/10/ 9(金) 女性のみた日本の地方(イザベラ・バードの世界)(2)
第13回 2015/10/16(金) 女性のみた日本の地方(イザベラ・バードの世界)(3)
第14回 2015/10/23(金) 欧米人ジャーナリストのみた日本(条約改正問題・日中朝問題との関連で)(1)
第15回 2015/10/30(金) 欧米人ジャーナリストのみた日本(条約改正問題・日中朝問題との関連で)(2)
第16回 2015/11/13(金) 欧米人のみた日清戦争前後の日本
第17回 2015/11/20(金) 欧米人のみた日露戦争前後の日本
第18回 2015/11/27(金) (総括)欧米人のみた幕末までの日本(講義)
第19回 2015/12/ 4(金) (総括)欧米人のみた明治の日本(講義)
第20回 2015/12/11(金) 進度調整

備考

【ご受講に際して】
◆講義もありますが、文献講読が中心の授業です。受講生の方々自身が文献を読み通す忍耐力が必要になります。手助けはいたします。がんばりましょう。

講師陣

名前 鵜飼 政志
肩書き 学習院大学・明星大学講師
プロフィール 1966年生。博士(史学)。明治維新期の国際交流史が専門。早稲田大学大学院/学習院大学大学院修了。著書に『幕末維新期の外交と貿易』(校倉書房)・『歴史をよむ』(共編著、東京大学出版会)・『きのうの日本』(共編著、有志舎)、『明治維新の国際舞台』(有志舎)がある。
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