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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-01-03 / 経済:その他教養 / 学内講座コード:340704

株式会社の歴史と企業スキャンダル 企業・銀行の不信問題を国際的な観点で議論する

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月10日(土)~ 1月31日(土)
講座回数
4回
時間
10:30~12:00
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
9,200円
定員
30
その他
ビジター価格 10,500円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
「株式会社」は今や当たり前の存在ですが、その400年余の歴史はさまよい続けるものでもありました。財務の視点と企業スキャンダルの話を織り込み、「資本市場」とは何かを噛み砕きながら、今日の企業問題を取り上げます。

【講義概要】
400余年前に恐る恐る登場した「株式会社」は、マルクスに糾弾され、「泥棒男爵」に弄ばれながらも、生き抜いてきました。しかし、依然として鵺(ヌエ)のような存在です。確かに、一方でダイナミックな経済社会を築いてきました。その半面では、格差と同時に伝統的な価値観にも脅威をもたらしました。このような企業問題を、その血液ともいうべき財務の面から振り返るとともに、今日の最先端の論議の一端を分かり易く紐解きます。
『株式会社』(J.ミクルスウェイト著、2006年)を取り上げますが、その中の面白い数章だけでも目を通していただければと思います。本書は絶版のため、授業中に部分的に配付いたします。講義の後半では、2001年のエンロン事件、2007-8年の金融危機がもたらした問題をわかり易い形で取り上げます。監督当局関係者の意見を聞くチャンスも検討しています。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 1/10(土) 「株式会社」の登場とその後の発展
第2回 2015/ 1/17(土) 規制緩和の成功と計画・統制の破綻
第3回 2015/ 1/24(土) エンロン、金融機関の破綻
第4回 2015/ 1/31(土) コーポレート・ガバナンス

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『株式会社(クロノス選書)』(ランダムハウス講談社)(2,000円)(ISBN:978-4270001516)
『資本主義を語る』(ちくま学芸文庫)(950円)(ISBN:978-4480083289)
『会社はだれのものか』(平凡社)(1,400円)(ISBN:978-4582832709)
『コーポレートガバナンス入門』(金融財政事情研究会)(1,600円)(ISBN:978-4322121643)

講師陣

名前 北村 歳治
肩書き 早稲田大学名誉教授
プロフィール 出身校:東京大学、オックスフォード大学院。大蔵省、IMF等を経て公益監視委員会ボードメンバー。専攻は金融経済論。主な著書・論文等:『オリエンタル・トレード』(1997年)、『中央アジア経済』(1999年)、「市場利子率の機能分析」(2006年)、「ネット金融サービスとその担い手」(2007年)、『現代のイスラム金融』(2008年、共著)、「近年における金融分野の基調的な変化」(2014年)。
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