講座詳細情報
申し込み締切日:2015-01-13 / その他教養 / 学内講座コード:340506
中世ヨーロッパの食文化
- 開催日
- 1月20日(火)~ 2月24日(火)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 15:30~17:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 13,800円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 15,800円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
中世のヨーロッパはペスト(黒死病)や戦乱、魔女裁判などによって「暗黒の時代」と誤解されてきたが、じつは近代を立ち上げる重要な契機となった。本講はそうした中世社会の姿を食文化を通して再検討することを目的とする。
【講義概要】
食文化とは料理そのものだけでなく、調理法や調理人、食材、テーブルマナー、タブー、医食、階級、生活様式、暦など、きわめて多岐にわたる要素から構成される。本講は毎回パワーポイントを用い、講師の調査データや文献資料も駆使して、中世ヨーロッパを中心とする食の風景を歴史人類学的な観点から紹介する。当時の人々ははたして何を、いつ、だれが、どのように食し、いかなる文化と社会を築いていったのか。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 1/20(火) はじめに:中世ヨーロッパとはいかなる社会か
第2回 2015/ 1/27(火) 造形表現にみる中世ヨーロッパの食
第3回 2015/ 2/ 3(火) 階級と食生活
第4回 2015/ 2/10(火) 食材の「示標性」
第5回 2015/ 2/17(火) 食と医
第6回 2015/ 2/24(火) おわりに:中世ヨーロッパの食文化とその後の展開
中世のヨーロッパはペスト(黒死病)や戦乱、魔女裁判などによって「暗黒の時代」と誤解されてきたが、じつは近代を立ち上げる重要な契機となった。本講はそうした中世社会の姿を食文化を通して再検討することを目的とする。
【講義概要】
食文化とは料理そのものだけでなく、調理法や調理人、食材、テーブルマナー、タブー、医食、階級、生活様式、暦など、きわめて多岐にわたる要素から構成される。本講は毎回パワーポイントを用い、講師の調査データや文献資料も駆使して、中世ヨーロッパを中心とする食の風景を歴史人類学的な観点から紹介する。当時の人々ははたして何を、いつ、だれが、どのように食し、いかなる文化と社会を築いていったのか。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 1/20(火) はじめに:中世ヨーロッパとはいかなる社会か
第2回 2015/ 1/27(火) 造形表現にみる中世ヨーロッパの食
第3回 2015/ 2/ 3(火) 階級と食生活
第4回 2015/ 2/10(火) 食材の「示標性」
第5回 2015/ 2/17(火) 食と医
第6回 2015/ 2/24(火) おわりに:中世ヨーロッパの食文化とその後の展開
講師陣
名前 | 蔵持 不三也 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 早稲田大学第一文学部仏文専修卒業後、パリ第4大学(ソルボンヌ校)修士課程(比較文化専攻)修了。フランス国立高等社会科学院博士後期課程(民族学専攻)修了、博士(人間科学・早稲田大学)。専門分野は文化人類学(ヨーロッパ民族学、歴史人類学)。著書に『ヨーロッパ民衆文化の想像力』(共著、言叢社、2013年)、『英雄の表徴』(新評論、2011年)、『医食の文化学』(共著、言叢社、2011年)他。 |