講座詳細情報
申し込み締切日:2015-02-06 / 文学 / 学内講座コード:340103
知られざる『枕草子』の真髄
- 開催日
- 2月13日(金)~ 3月 6日(金)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 9,200円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 10,500円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
「枕草子って、清少納言の自慢話でしょ?」という声をよく耳にします。しかし時代背景などを考慮して注意深く読むと、自慢めいた話の中にも、題材の取捨選択、配列の妙味などに、「現実」との厳しい戦いの跡が見えてきます。本講座では、作品の中から、特に「日記回想段」と呼ばれる部分を取り上げて、巷間のイメージとは異なる、新たな『枕草子』の世界を紹介していきたいと思います。
【講義概要】
夏講座で取り上げた内容(六段・七段・二一段)のおさらいをしつつ、本講座でも引き続き日記回想段を(配列に従って)読み進めていきます。今期は、清少納言が宮仕えする以前の逸話となる三三段(小白川といふ所は)、藤原行成との交友を描く四七段(職の御曹司の西面の)を中心に講読していきます。テキストの深層には何があるのか、各々の背景に目を配りながら、独自の解釈も提示していきたいと思います。
「枕草子って、清少納言の自慢話でしょ?」という声をよく耳にします。しかし時代背景などを考慮して注意深く読むと、自慢めいた話の中にも、題材の取捨選択、配列の妙味などに、「現実」との厳しい戦いの跡が見えてきます。本講座では、作品の中から、特に「日記回想段」と呼ばれる部分を取り上げて、巷間のイメージとは異なる、新たな『枕草子』の世界を紹介していきたいと思います。
【講義概要】
夏講座で取り上げた内容(六段・七段・二一段)のおさらいをしつつ、本講座でも引き続き日記回想段を(配列に従って)読み進めていきます。今期は、清少納言が宮仕えする以前の逸話となる三三段(小白川といふ所は)、藤原行成との交友を描く四七段(職の御曹司の西面の)を中心に講読していきます。テキストの深層には何があるのか、各々の背景に目を配りながら、独自の解釈も提示していきたいと思います。
備考
【ご受講に際して】
◆2014年度夏講座の続きですが、今回から参加される方も歓迎いたします。
◆前回の講座で教科書を買っていただいた方は、購入の必要はありません。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『新編 枕草子』(おうふう)(2,800円)(ISBN:978-4273035617)
◆2014年度夏講座の続きですが、今回から参加される方も歓迎いたします。
◆前回の講座で教科書を買っていただいた方は、購入の必要はありません。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『新編 枕草子』(おうふう)(2,800円)(ISBN:978-4273035617)
講師陣
名前 | 津島 知明 |
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肩書き | 國學院大學講師 |
プロフィール | 1959年生まれ。國學院大學大学院単位取得満期退学。博士(文学)。國學院大學・青山学院大学・白百合女子大学ほか兼任講師。著書に『ウェイリーと読む枕草子』(鼎書房)、『動態としての枕草子』(おうふう)、『枕草子論究』(翰林書房)、編著に『新編枕草子』(おうふう)、『枕草子 創造と新生』(翰林書房)など。 |