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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-01-03 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:241420

20世紀の哲学

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月10日(土)~ 2月28日(土)
講座回数
7回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
17,000円
定員
30
その他
ビジター価格 19,500円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
第二次世界大戦後、哲学、思想、文学などの世界で一つの流行となったのは、「実存主義」でした。しかし、おおむね1960年頃にはこの流行も終焉を迎えます。本講座では、この流行の終焉から50年の時を経た今、「実存主義」が持つ意味について、考えてみたいと思います。

【講義概要】
「実存主義」の流行には、大戦後という時代背景が大きく影響しています。その制約から離れて、現代哲学のより大きな文脈の中で、「実存」概念を置き直してみます。具体的には、キルケゴール、ニーチェ、ハイデッガー、サルトル、メルロ=ポンティなどの思想を考慮しつつ、他方でフッサールに始まる「現象学」の思考を押さえます。そして最後に、「実存主義」を否定することになる「構造主義」の考え方を検討することで、その後の現代哲学が負う/追うことになった課題の在処を、特にレヴィナスにおいて探ってみたいと考えています。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 1/10(土) 【はじめに】
20世紀の哲学の課題、「実存」という言葉、思考の始まりについて
第2回 2015/ 1/24(土) キルケゴールの「実存」概念 〈私にとっての真理〉
ニーチェ〈神は死んだ〉
第3回 2015/ 1/31(土) フッサールの「現象学」と実存主義
第4回 2015/ 2/ 7(土) ハイデッガー『存在と時間』と「死」の問題
第5回 2015/ 2/14(土) サルトルの実存主義 〈実存は本質に先立つ〉
第6回 2015/ 2/21(土) メルロ=ポンティの「実存」とその向う側
第7回 2015/ 2/28(土) 「構造主義」からの批判とそれが明らかにしたもの
レヴィナスについて

講師陣

名前 本郷 均
肩書き 東京電機大学教授
プロフィール 早稲田大学文学研究科博士後期課程単位取得。共著『概説現代の哲学・思想』(ミネルヴァ書房)、翻訳『フッサール『幾何学の起源』講義』(メルロ=ポンティ著 法政大学出版局)。論文「中間領域の創造性について クレーとメルロ=ポンティ」(日本大学経済学部『研究紀要』第75号)他。
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