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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-01-06 / 自然科学・環境:その他教養 / 学内講座コード:140709

プレートテクトニクス再訪( II) プルームテクトニクスの理論とその発展

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月13日(火)~ 2月 3日(火)
講座回数
4回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
9,500円
定員
30
その他
ビジター価格 10,900円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
1960年代に登場し、1970年代にほぼ完成したプレートテクトニクスの理論は、1980年代後半にプルームテクトニクスという新たな展開を見せました。この講義ではその新しい展開を示して、さらなる包括的な理論を目指しているプレートテクトニクスについてトピックス的に紹介をしたいと思います。

【講義概要】
プレートテクトニクス(I)では、プレート間の相互の動きから生じるオイラー極の設定、トランスフォーム断層の概念などを復習しました。プレートテクトニクス(II)では、地球表面を被うこれら板状(プレート状の)剛体を動かす力は一体何によるのか?という、より根源的な問題を検討したいと思います。この問題は1980年代後半に登場した「プルームテクトニクス」とよばれる新しい概念で、日本の研究者たちもこの研究について大きな貢献をしております。さらに2.5億年前の超大陸パンゲアと、7億年前にあったもう一つの超大陸ロジーニアとの関連について触れます。またプレートテクトニクスは常にゆっくりと定常的に運動しているのではなく、ある周期をもってパルス状的に運動しているという近年の見解についても紹介します。さらにプルームテクトニクスと密接に関連しているダイヤモンドの成因についても述べたいと思います。なお講義ではテキストを使用しませんが、講義資料集を第1回目に配布します。スライドも多用します。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 1/13(火) プレートの沈み込み
第2回 2015/ 1/20(火) プルームテクトニクスの登場
第3回 2015/ 1/27(火) もう一つの超大陸ロジーニアとパンゲアとの関係
第4回 2015/ 2/ 3(火) プルームテクトニクスとダイヤモンドの成因

備考

【ご受講に際して】
講義内容は2013年度冬講座とほぼ同じですが、今年度は超大陸ロジーニアからパンゲアへの移行を少し詳しく述べたいと思います。

講師陣

名前 八木下 晃司
肩書き 岩手大学元教授、放送大学元講師
プロフィール 1985年、トロント大学大学院博士課程修了。Ph.D。専攻は地質学、堆積学、地球史学。学位論文ではカナダ西海岸の中生代白亜紀の地層を研究、帰国後は東北地方太平洋岸の同じく白亜紀の地層の研究に従事。岩手大学元教授、放送大学元講師。主な著作「岩相解析および堆積構造(増補・改訂版)」2011年、古今書院。
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