大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
安倍内閣3年目、2015年の日本経済がどうなるのか。テレビを見ても新聞を読んでも断片的でよくわからないという皆さんに、「そうなのか、そうだったのか」と膝を打って2015年の日本の政治経済がわかるようになる講座を目指します。

【講義概要】
アベノミクスは株価や実質成長率を見る限り減速気味です。内閣支持率も低下してきました。2015年、海外では米国で量的緩和終了後の利上げが予想されます。中国はバブル崩壊を制御できるか問われます。TPP(環太平洋経済連携協定)交渉の合意も待っています。 国内では春に統一地方選挙が行われ、4月には日銀の異次元緩和が2%物価目標の期限を迎えます。9月の自民党総裁選挙の後、10月には消費税の2%追加増税が控えています。政局も絡み3年目の安倍内閣も問題山積ですが、果たしてどうなるか読み解きます。なお、本講義は時々刻々変わる政治と経済が対象です。取り上げるテーマは2015年初春時点で最も重要と思われるものとしますので下記の講義予定は変更されることがあります。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 1/10(土) 日本の景気と株価、消費再増税はどうなる
第2回 2015/ 1/17(土) 緩和終了後の米国と成長鈍化の中国の今後
第3回 2015/ 1/24(土) 人口減少、東京集中、「地方創生」は可能か
第4回 2015/ 1/31(土) 日本社会の安定揺るがす中間層の貧困化

【ご受講に際して】
◆上記の講義予定は変更することがあります。

名前	大西 良雄
肩書き	経済ジャーナリスト(元「週刊東洋経済」編集長)
プロフィール	1945年生まれ。上智大学経済学部卒。東洋経済新報社入社後、『週刊東洋経済』編集長を経て出版局長、営業局長、編集局長を経験。現在は経済ジャーナリスト。著書に『よくわかるデフレ経済』(東洋経済)、『失敗しない株の銘柄選び』(こう書房)など。「QuonNet」で『ニュースの背後を読む』を毎週連載中。