講座詳細情報
申し込み締切日:2015-01-06 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:140501
「死」について哲学的に考える 西洋哲学における死生観の系譜
- 開催日
- 1月13日(火)~ 2月 3日(火)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 10:30~12:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 14,000円
- 定員
- 50
- その他
- ビジター価格 16,100円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
生きるとは何か。この問いについては、各々の具体的な場面や立場を通じて実践的に考えることが可能です。しかし、「死」の場合はそうはいきません。なにせ、死について考える当の私はまだ死んだことがないのですから。すなわち、死とは何かという問いを、生と切り離して語ることはできないのです。死は生の裏返し。まさに一人一人の生き方が死に対する態度となって現れます。偉大な哲学者たちの見解を下敷きにしながら、受講者それぞれの生を媒介にして死の問題を深く考えていただくこと、それが本講座の目指すべきところです。
【講義概要】
西洋哲学において「死」というものがどのように考えられてきたのかを、古代ギリシャから現代に至るまで、その代表的なテクストを題材として順次考察していきます。決して平易とは言いがたい彼らの記述を、なるべく分かりやすい言葉で説明することを心がけ、皆さんに哲学書解読の喜びを体感していただきたいと思っています。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 1/13(火) 古代ギリシャにおける死生観――ソクラテス・エピクロス
第2回 2015/ 1/20(火) 中世から近代にかけての死生観――カント・ヘーゲル
第3回 2015/ 1/27(火) 現代における死生観(1)――ハイデガー・サルトル
第4回 2015/ 2/ 3(火) 現代における死生観(2)――ヤスパース
生きるとは何か。この問いについては、各々の具体的な場面や立場を通じて実践的に考えることが可能です。しかし、「死」の場合はそうはいきません。なにせ、死について考える当の私はまだ死んだことがないのですから。すなわち、死とは何かという問いを、生と切り離して語ることはできないのです。死は生の裏返し。まさに一人一人の生き方が死に対する態度となって現れます。偉大な哲学者たちの見解を下敷きにしながら、受講者それぞれの生を媒介にして死の問題を深く考えていただくこと、それが本講座の目指すべきところです。
【講義概要】
西洋哲学において「死」というものがどのように考えられてきたのかを、古代ギリシャから現代に至るまで、その代表的なテクストを題材として順次考察していきます。決して平易とは言いがたい彼らの記述を、なるべく分かりやすい言葉で説明することを心がけ、皆さんに哲学書解読の喜びを体感していただきたいと思っています。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 1/13(火) 古代ギリシャにおける死生観――ソクラテス・エピクロス
第2回 2015/ 1/20(火) 中世から近代にかけての死生観――カント・ヘーゲル
第3回 2015/ 1/27(火) 現代における死生観(1)――ハイデガー・サルトル
第4回 2015/ 2/ 3(火) 現代における死生観(2)――ヤスパース
講師陣
名前 | 高橋 章仁 |
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肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | 1967年東京生まれ。早稲田大学第二文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(哲学・早稲田大学)。専門分野は近現代ドイツ哲学。ヤスパースをドイツ観念論との関連から読み解くことに主たる関心がある。訳書に『シェリング』(行人社)がある。 |