講座詳細情報
申し込み締切日:2015-01-03 / 日本史:芸術・文化 / 学内講座コード:140406
日本美術シリーズ 日本美術の名品を味わう
- 開催日
- 1月10日(土)~ 1月31日(土)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 10:30~12:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 14,000円
- 定員
- 50
- その他
- ビジター価格 16,100円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
多様な表現が試みられた近世絵画の世界。長谷川等伯と狩野探幽という、この時代を代表する絵師を取上げ、その姿を作品のうちに探ってみたいと思います。さらに、等伯歿後の長谷川派の活動を調べて、探幽時代の狩野派に与えた影響を考えます。
【講義概要】
桃山時代から江戸時代初期にかけての絵画史を代表する二人の絵師、長谷川等伯と狩野探幽について考察します。まず、それぞれの代表作品を鑑賞することによって、絵師像を探ります。さらに、等伯と探幽の意外ともいえる関係を、等伯の作品から読み解いてみます。また、等伯歿後の長谷川派の風俗画制作活動を確認した上で、狩野派の風俗画に与えた影響について考えてみます。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 1/10(土) 長谷川等伯の『大涅槃図』
第2回 2015/ 1/17(土) 狩野探幽の『若衆観梅図・観楓図』
第3回 2015/ 1/24(土) 長谷川等伯筆『竹虎図屏風』
第4回 2015/ 1/31(土) 長谷川派の風俗画と狩野派の風俗画
多様な表現が試みられた近世絵画の世界。長谷川等伯と狩野探幽という、この時代を代表する絵師を取上げ、その姿を作品のうちに探ってみたいと思います。さらに、等伯歿後の長谷川派の活動を調べて、探幽時代の狩野派に与えた影響を考えます。
【講義概要】
桃山時代から江戸時代初期にかけての絵画史を代表する二人の絵師、長谷川等伯と狩野探幽について考察します。まず、それぞれの代表作品を鑑賞することによって、絵師像を探ります。さらに、等伯と探幽の意外ともいえる関係を、等伯の作品から読み解いてみます。また、等伯歿後の長谷川派の風俗画制作活動を確認した上で、狩野派の風俗画に与えた影響について考えてみます。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 1/10(土) 長谷川等伯の『大涅槃図』
第2回 2015/ 1/17(土) 狩野探幽の『若衆観梅図・観楓図』
第3回 2015/ 1/24(土) 長谷川等伯筆『竹虎図屏風』
第4回 2015/ 1/31(土) 長谷川派の風俗画と狩野派の風俗画
講師陣
名前 | 榊原 悟 |
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肩書き | 岡崎市美術博物館長 |
プロフィール | 1948年愛知県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学・早大)。専門分野は日本美術史。サントリー美術館主席学芸員、群馬県立女子大学教授を経て、現職。書著に『狩野探幽』(臨川書店)他、がある。 |
名前 | 黒田 泰三 |
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肩書き | 出光美術館学芸部長、京都造形芸術大学客員教授 |
プロフィール | 1954年福岡生まれ。九州大学文学部卒業後出光美術館学芸員となり現在に至る。博士(文学・九州大学)。専門分野は、日本絵画史。著書に、『思いっきり味わいつくす 伴大納言絵巻』(小学館)、『もっと知りたい長谷川等伯』(東京美術)、『狩野光信の時代』(中央公論美術出版 第6回徳川賞受賞)などがある。 |