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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-09-26 / その他教養 / 学内講座コード:330304

古代ギリシャ・ローマの思想とその変遷 ヘレニズムの思想とローマにおけるその受容

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 3日(金)~12月 5日(金)
講座回数
10回
時間
10:30~12:00
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
23,000円
定員
30
その他
ビジター価格 26,400円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
西洋古代異教世界の思想の展開と変容を追う。春学期に続くヘレニズム期の思想(エピクーロスとストア派の哲学)、そのローマにおける受容を理解し、文人キケローを全体的に把握する。

【講義概要】
古典期ギリシャ思想の到達点であるアリストテレース後のヘレニズム期(前4世紀末~前1世紀末)、都市国家の衰退と領域拡大に伴う君主制の浸透の結果、個人と自然に基礎を置く哲学が現れた。次いで台頭したローマはギリシャ語領域を支配すると同時にその先進文化を摂取する。その結果共和政末期にラテン文学が完成し、西洋世界の普遍的教養になった。秋学期はこの経緯をキケローにおける新たな完成まで追う予定である。

【各回の講義予定】
第1回 2014/10/ 3(金) ヘレニズム世界とヘレニズム文化
第2回 2014/10/10(金) 理性と自然 ― アカデーメイアとディオゲネース
第3回 2014/10/17(金) エピクーロス1 ― 原子論の自然
第4回 2014/10/24(金) エピクーロス2 ― 個の快の倫理
第5回 2014/10/31(金) ストア派1 ― 認識論と自然学
第6回 2014/11/ 7(金) ストア派2 ― 自然と理性に従う倫理
第7回 2014/11/14(金) ストア派3 ― 中期ストア派における変化
第8回 2014/11/21(金) 共和政ローマにおけるギリシャ文化導入
第9回 2014/11/28(金) キケロー1 ― 生涯と政治家
第10回 2014/12/ 5(金) キケロー2 ― 哲学:批判と政治家の振舞い

講師陣

名前 兼利 琢也
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール 1957年東京生まれ。早稲田大学第一文学部哲学科卒業、同大学院文学研究科退学。早稲田大学、青山学院大学等で古典語・古代思想・神話学等の講座を担当。専門は西洋古典学(特にローマ期の思想)。著訳書に『セネカ哲学全集』1,4(岩波書店)、キケロー『善と悪の究極について』(同)ほか。
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