講座詳細情報
申し込み締切日:2014-09-26 / その他教養 / 学内講座コード:231113
江戸時代の朝廷
- 開催日
- 10月 3日(金)~12月 5日(金)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,000円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 26,400円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
近年、江戸時代の朝廷に関する研究は進んできています。もちろん、いまだ道半ばで解明できていないことも多いのが現状です。本講座は、その成果と課題を踏まえながら、幕藩体制下における朝廷と幕府の関わり方を紐解くことが目標です。
【講義概要】
今回は、江戸時代の朝廷が担っていた役割や朝儀に注目します。
武家の官位や元号は手続き上、朝廷を経由しますし、将軍の称号決定にも朝廷が利用されました。一方で朝廷も、途絶した朝儀の再興を幕府に働きかけて実現します。こうした幕府と朝廷の持ちつ持たれつの関係の実態を確認してみましょう。また朝儀を執行するには、事務方である地下官人の存在も欠かせませんので、地下官人についての概要も紹介します。そのほか、天皇や上皇を核とする朝廷内の実情にもせまってみたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2014/10/ 3(金) 将軍の称号と朝廷
第2回 2014/10/10(金) 近世の地下官人組織
第3回 2014/10/17(金) 寛文・延宝期の朝廷
第4回 2014/10/24(金) 朝儀の再興
第5回 2014/10/31(金) 触穢をめぐる朝廷と幕府
第6回 2014/11/ 7(金) 江戸中期の改元―宝永・正徳・享保
第7回 2014/11/14(金) 武家官位と朝廷
第8回 2014/11/21(金) 朝儀と地下官人
第9回 2014/11/28(金) 桜町上皇の「院政」
第10回 2014/12/ 5(金) 幕末・維新期の武家官位
近年、江戸時代の朝廷に関する研究は進んできています。もちろん、いまだ道半ばで解明できていないことも多いのが現状です。本講座は、その成果と課題を踏まえながら、幕藩体制下における朝廷と幕府の関わり方を紐解くことが目標です。
【講義概要】
今回は、江戸時代の朝廷が担っていた役割や朝儀に注目します。
武家の官位や元号は手続き上、朝廷を経由しますし、将軍の称号決定にも朝廷が利用されました。一方で朝廷も、途絶した朝儀の再興を幕府に働きかけて実現します。こうした幕府と朝廷の持ちつ持たれつの関係の実態を確認してみましょう。また朝儀を執行するには、事務方である地下官人の存在も欠かせませんので、地下官人についての概要も紹介します。そのほか、天皇や上皇を核とする朝廷内の実情にもせまってみたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2014/10/ 3(金) 将軍の称号と朝廷
第2回 2014/10/10(金) 近世の地下官人組織
第3回 2014/10/17(金) 寛文・延宝期の朝廷
第4回 2014/10/24(金) 朝儀の再興
第5回 2014/10/31(金) 触穢をめぐる朝廷と幕府
第6回 2014/11/ 7(金) 江戸中期の改元―宝永・正徳・享保
第7回 2014/11/14(金) 武家官位と朝廷
第8回 2014/11/21(金) 朝儀と地下官人
第9回 2014/11/28(金) 桜町上皇の「院政」
第10回 2014/12/ 5(金) 幕末・維新期の武家官位
講師陣
名前 | 久保 貴子 |
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肩書き | 早稲田大学・昭和女子大学講師 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科史学(日本史)専攻博士後期課程満期退学。博士(文学・早稲田大学)。現在、早稲田大学・昭和女子大学講師。専門は日本近世史。著書に『近世の朝廷運営―朝幕関係の展開―』(岩田書院、1998年)、『徳川和子』(吉川弘文館、2008年)、『後水尾天皇』(ミネルヴァ書房、2008年)など。 |