講座詳細情報
申し込み締切日:2014-09-26 / その他教養 / 学内講座コード:231109
徳川家康没後400年記念「将軍綱吉と元禄の世」 泰平のなかの転換
- 開催日
- 10月 3日(金)~12月 5日(金)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 24,000円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 28,000円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
2016年に徳川家康没後400年を迎えます。徳川家康は、265年間という世界史上稀にみる泰平の世の礎を築きました。公益財団法人徳川記念財団が提供する本講座は、2013年に引き続き「徳川の平和」とよばれる江戸時代を見つめなおします。
本年度秋講座のテーマは「将軍綱吉と元禄の世」です。江戸幕府五代将軍徳川綱吉は、将軍就任以前に上野国館林藩主でした。本講座では、徳川綱吉が将軍時代に取り組んだ諸政策のうちの幾つかについて講ずるとともに、館林藩主時代にも目を向けることにし、将軍就任前後を通じた徳川綱吉像と、その時代を描くことを目標といたします。
【講義概要】
館林宰相と呼ばれた綱吉と兄で甲府宰相と呼ばれた綱重との関係、綱吉の藩主時代に大規模に増築され将軍に就任後廃城となった館林城、藩政のひとつとしての林野政策、藩主時代に行った鷹狩り、といったテーマで館林藩主時代の綱吉と館林藩について講じ、将軍就任後については、廃止される鷹場制度と御巣鷹山の動向、生類憐愍政策と捨子問題、火付盗賊改の創設と活動、旗本の財政問題への対処としての天和の役料地方直し、といった諸政策を取り上げて、徳川綱吉とその時代を講じます。回によっては、綱吉時代を起点に江戸時代全般を見とおすことになるでしょう。
【各回の講義予定】
第1回 2014/10/ 3(金) 将軍綱吉と元禄の世
第2回 2014/10/10(金) 館林宰相と甲府宰相
第3回 2014/10/17(金) 館林城と徳川綱吉
第4回 2014/10/24(金) 森林と人びとの生活―館林藩領を事例に―
第5回 2014/10/31(金) 江戸時代の捨子問題
第6回 2014/11/ 7(金) 徳川綱吉の鷹狩りと御鷹場
第7回 2014/11/14(金) 鷹場政策と御巣鷹山
第8回 2014/11/21(金) 天和の役料地方直しと館林藩
第9回 2014/11/28(金) 火付盗賊改の活動
第10回 2014/12/ 5(金) 平和のための貨幣改鋳
2016年に徳川家康没後400年を迎えます。徳川家康は、265年間という世界史上稀にみる泰平の世の礎を築きました。公益財団法人徳川記念財団が提供する本講座は、2013年に引き続き「徳川の平和」とよばれる江戸時代を見つめなおします。
本年度秋講座のテーマは「将軍綱吉と元禄の世」です。江戸幕府五代将軍徳川綱吉は、将軍就任以前に上野国館林藩主でした。本講座では、徳川綱吉が将軍時代に取り組んだ諸政策のうちの幾つかについて講ずるとともに、館林藩主時代にも目を向けることにし、将軍就任前後を通じた徳川綱吉像と、その時代を描くことを目標といたします。
【講義概要】
館林宰相と呼ばれた綱吉と兄で甲府宰相と呼ばれた綱重との関係、綱吉の藩主時代に大規模に増築され将軍に就任後廃城となった館林城、藩政のひとつとしての林野政策、藩主時代に行った鷹狩り、といったテーマで館林藩主時代の綱吉と館林藩について講じ、将軍就任後については、廃止される鷹場制度と御巣鷹山の動向、生類憐愍政策と捨子問題、火付盗賊改の創設と活動、旗本の財政問題への対処としての天和の役料地方直し、といった諸政策を取り上げて、徳川綱吉とその時代を講じます。回によっては、綱吉時代を起点に江戸時代全般を見とおすことになるでしょう。
【各回の講義予定】
第1回 2014/10/ 3(金) 将軍綱吉と元禄の世
第2回 2014/10/10(金) 館林宰相と甲府宰相
第3回 2014/10/17(金) 館林城と徳川綱吉
第4回 2014/10/24(金) 森林と人びとの生活―館林藩領を事例に―
第5回 2014/10/31(金) 江戸時代の捨子問題
第6回 2014/11/ 7(金) 徳川綱吉の鷹狩りと御鷹場
第7回 2014/11/14(金) 鷹場政策と御巣鷹山
第8回 2014/11/21(金) 天和の役料地方直しと館林藩
第9回 2014/11/28(金) 火付盗賊改の活動
第10回 2014/12/ 5(金) 平和のための貨幣改鋳
備考
【ご受講に際して】
受講料にはオリジナル図録代が含まれます。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『(オリジナル図録)『将軍綱吉と元禄の世』』(公益財団法人徳川記念財団)※初回に教室で配付いたします
受講料にはオリジナル図録代が含まれます。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『(オリジナル図録)『将軍綱吉と元禄の世』』(公益財団法人徳川記念財団)※初回に教室で配付いたします
講師陣
名前 | ?川 恒孝 |
---|---|
肩書き | 公益財団法人?川記念財団理事長 |
プロフィール | 1940年生まれ。徳川宗家十八代当主。学習院大学政経学部政治学科卒業。日本郵船副社長を経て顧問。現在、公益財団法人徳川記念財団理事長、公益財団法人WWF世界自然保護基金ジャパン会長、社団法人東京慈恵会会長、公益財団法人斯文会名誉会長。著書に『江戸の遺伝子』(PHP研究所)など。 |
名前 | 佐藤 孝之 |
---|---|
肩書き | 東京大学史料編纂所教授 |
プロフィール | 1954年生まれ。國學院大學大学院文学研究科日本史学専攻博士課程後期満期退学。徳川林政史研究所研究員を経て、現在、東京大学史料編纂所教授。博士(歴史学)。舘林市史近世部会長。徳川記念財団非常勤研究員。著書に『駆込寺と村社会』『近世山村地域史の研究』(ともに吉川弘文館)など。 |
名前 | 田沼 美樹 |
---|---|
肩書き | 館林市立資料館学芸員 |
プロフィール | 1980年生まれ。國學院大學文学部史学科卒業。2008年、館林市役所入庁。文化振興課文化財係に配属。館林市立資料館の展示、普及活動等を担当。館林市史近世部会調査員。 |
名前 | 坂本 達彦 |
---|---|
肩書き | 國學院大學栃木短期大学准教授 |
プロフィール | 1976年生まれ。國學院大學大学院博士課程後期修了。博士(歴史学)。館林市史近世部会調査員。第1回徳川奨励賞受賞。近年の業績は『下野新聞新書8 栃木文化への誘い』(共著、下野新聞社)、「幕末維新期における信州高島藩林目付の活動」(『栃木史学』28号、2014年)など。 |
名前 | 宮坂 新 |
---|---|
肩書き | 館山市立博物館学芸員 |
プロフィール | 1978年生まれ。中央大学大学院博士後期課程修了。博士(史学)。第8回徳川奨励賞受賞。2011年より館山市立博物館勤務。 |
名前 | ?川 家広 |
---|---|
肩書き | 公益財団法人?川記念財団特別参与、翻訳家 |
プロフィール | 1965年生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、ミシガン大学大学院にて経済学修士号を取得。その後帰国して翻訳家に。2009年10月に経済評論『バブルの興亡』を講談社より刊行。 |