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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-09-20 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:130310

古墳と古代王権

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
9月27日(土)~12月 6日(土)
講座回数
10回
時間
14:45~16:15
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
23,000円
定員
30
その他
ビジター価格 26,400円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
前方後円墳は日本独特の王陵の形態で、ヤマト王権の象徴でもあるが、列島の古墳の様相は一様ではない。王権が誕生し、本格的な外交が始まった古墳時代について、各地の古墳の発掘調査成果をもとに再検討する。

【講義概要】
食料採集段階が長く続いた日本列島は、水田稲作を開始するとまもなく環濠集落や有力者の墓が築かれ、やがて王権が誕生する。その間はわずか600年あまりで、世界に類を見ない急速な古代化が進んだ。その弥生時代から古墳時代への動向は、必ずしも一元的ではなく、列島各地の様相はヤマト王権の前進基地的な側面と地域の伝統が維持された複合的な構造をもつ。列島各地で育まれた交流圏や文化的特性を遺跡の発掘成果から読み解いていく。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 9/27(土) 遺跡への招待―弥生時代から古墳時代へ―
第2回 2014/10/ 4(土) 弥生文化の境界
第3回 2014/10/11(土) 古墳をつくらなかった人々-海食洞穴墓と海人-
第4回 2014/10/18(土) 海人文化の伝統
第5回 2014/10/25(土) 王権出現期の列島各地
第6回 2014/11/ 8(土) 女王卑弥呼とその時代
第7回 2014/11/15(土) 東国から見たヤマト王権1(前期)
第8回 2014/11/22(土) 東国から見たヤマト王権2(中期)
第9回 2014/11/29(土) 東国から見たヤマト王権3(後期~終末期)
第10回 2014/12/ 6(土) 前方後円墳とヤマト王権

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『古墳時代の実像』(吉川弘文館)(9,500円)(ISBN:978-4-642-09315-6)第1版
『考古学リーダー22 古墳から寺院へ』(六一書房)(3,000円)(ISBN:978-4-86445-023-2)初版

講師陣

名前 白井 久美子
肩書き 千葉県教育振興財団調査課長
プロフィール 千葉県生まれ。早稲田大学第一文学部史学科卒業。千葉県教育庁文化課等に勤務し、埋蔵文化財調査に携わる。1998年千葉大学大学院社会文化科学研究科博士課程に入学し、学位取得(文学)。古墳時代の地域研究を通して列島史の新たな視点を説いている。
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