講座詳細情報
申し込み締切日:2014-07-05 / その他教養:宗教・哲学 / 学内講座コード:221404
カント『純粋理性批判』を読む 「原則論」の射程
- 開催日
- 7月12日(土)~ 9月 6日(土)
- 講座回数
- 7回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 通年
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 17,000円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 19,500円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
カントの『純粋理性批判』(「純理」)は哲学の古典中の古典ですが、この講座では「純理」の急所となる部分を、皆さんと一緒に翻訳を用いながら少しずつ読んでゆきます。今年は「図式論」に続く「原則論」を読みます。
【講義概要】
「原則論」は、演繹論において経験と概念のかかわりを具体的に論じた部分です。ここでカントは精密で複雑な議論を展開しており、これまで『純粋理性批判』のなかでもとりわけ重要な個所であるとみなされてきました。今回は「直観の公理」および「知覚の先取」と題された前半部分をとりあげ、意識の構造と経験の可能性の関連について考えてゆきます。
【各回の講義予定】
第1回 2014/ 7/12(土) 「原則論」とはなにか
第2回 2014/ 7/19(土) 直観の公理:外延量
第3回 2014/ 7/26(土) 意識における全体と部分
第4回 2014/ 8/ 2(土) 知覚の先取:内包量
第5回 2014/ 8/ 9(土) 感覚のアプリオリな構造と変化の問題
第6回 2014/ 8/23(土) 無限と連続の哲学
第7回 2014/ 9/ 6(土) さらなる展開:「経験の類推」の問題性
カントの『純粋理性批判』(「純理」)は哲学の古典中の古典ですが、この講座では「純理」の急所となる部分を、皆さんと一緒に翻訳を用いながら少しずつ読んでゆきます。今年は「図式論」に続く「原則論」を読みます。
【講義概要】
「原則論」は、演繹論において経験と概念のかかわりを具体的に論じた部分です。ここでカントは精密で複雑な議論を展開しており、これまで『純粋理性批判』のなかでもとりわけ重要な個所であるとみなされてきました。今回は「直観の公理」および「知覚の先取」と題された前半部分をとりあげ、意識の構造と経験の可能性の関連について考えてゆきます。
【各回の講義予定】
第1回 2014/ 7/12(土) 「原則論」とはなにか
第2回 2014/ 7/19(土) 直観の公理:外延量
第3回 2014/ 7/26(土) 意識における全体と部分
第4回 2014/ 8/ 2(土) 知覚の先取:内包量
第5回 2014/ 8/ 9(土) 感覚のアプリオリな構造と変化の問題
第6回 2014/ 8/23(土) 無限と連続の哲学
第7回 2014/ 9/ 6(土) さらなる展開:「経験の類推」の問題性
備考
【ご受講に際して】
本講座は2013年度夏講座「カント「純粋理性批判」を読む」と継続した内容です。この点をご了承いただければどなたでもご受講いただけます。
本講座は2013年度夏講座「カント「純粋理性批判」を読む」と継続した内容です。この点をご了承いただければどなたでもご受講いただけます。
講師陣
名前 | 齋藤 暢人 |
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肩書き | 早稲田大学・東京電機大学講師 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得。博士(文学)(早稲田大学)。専門は現代哲学。著書(共著)『21世紀の論理』(八千代出版)、『環境のオントロジー』(春秋社)等、訳書(共訳)サイダー『四次元主義の哲学』(春秋社)等。 |