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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-08-13 / 日本史 / 学内講座コード:120204

幕末の長州と明治の山口 明治維新の顕彰物語 2

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
8月20日(水)~ 9月10日(水)
講座回数
4回
時間
10:30~12:30
講座区分
通年 
入学金
8,000円
受講料
14,000円
定員
65
その他
ビジター価格 16,100円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
長州藩・山口県の維新顕彰事業が、さまざまな利害関係からおこなわれた地域顕彰であると同時に国家顕彰事業であり、現在にもつながることを理解すること。そこから、近代日本における中央と地方の歴史がいかなるものか考えてみること。

【講義概要】
来年度の大河ドラマは、再び幕末の長州(吉田松陰の妹)です。幕末の長州藩が、明治維新の原動力であったことはいうまでもありません。私たちは明治維新を英雄たちの成し遂げた偉業と教えられてきました。しかし同時に、明治初年の山口県は不平士族の活動が活発であり、明治国家の矛盾そのものでしたが、多くの日本人はその理由を知りません。これは、政府要人の多くを輩出した山口県関係者による維新顕彰事業が関係しています。維新顕彰は地域顕彰でもあり、同時に国家顕彰事業でもありました。そして、こうした維新顕彰事業は、昭和以降、半ば強制されながら全国に拡大していきます。なぜなのか、いくつかの事例から考えていきます。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 8/20(水) 偶像化される罪人・吉田松陰とその教え子たち
第2回 2014/ 8/27(水) 下関戦争の実像とその偶像化
第3回 2014/ 9/ 3(水) 明治の山口と維新の元勲たち
第4回 2014/ 9/10(水) 山口県の維新顕彰事業と国家・政府

講師陣

名前 鵜飼 政志
肩書き 学習院大学・明星大学講師
プロフィール 1966年生。博士(史学)。明治維新期の国際交流史が専門。早稲田大学大学院/学習院大学大学院修了。著書に『幕末維新期の外交と貿易』(校倉書房)・『歴史をよむ』(共編著、東京大学出版会)・『きのうの日本』(共編著、有志舎)、『明治維新の国際舞台』(有志舎、近刊)がある。
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