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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-07-02 / 文学 / 学内講座コード:120106

大正期の小説を愉しむ 芥川・志賀・谷崎、そして菊池寛

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月 9日(水)~ 9月10日(水)
講座回数
8回
時間
10:30~12:30
講座区分
通年 
入学金
8,000円
受講料
28,000円
定員
30
その他
ビジター価格 32,200円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
大正時代には、多くの新進作家が生れ、様々な手法、見方を兼ね備えた優れた短篇小説が生れました。この時間では、そのような作品の幾つかを読み、それらの面白さに触れるとともに、作品の背後に隠された文化的な諸相について、考えて行きたく思います。

【講義概要】
さまざまな技巧を駆使した多くの短篇小説を生み出し、大正時代の文壇の花形でもあった芥川龍之介、彼と関わりの深かった志賀直哉、谷崎潤一郎、菊池寛らの短篇小説の代表作の幾つかを採りあげ、それらを皆様と共に読み、彼らが活躍した時代、各作家それぞれの個性、互いの影響関係などを、短編小説から探り出して見たいと思います。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 7/ 9(水) 芥川龍之介「あの頃の自分の事」をめぐって大正期の文学の概観。
そして、白樺派の文学。志賀直哉「清兵衛と瓢箪」を中心に。
第2回 2014/ 7/16(水) 志賀直哉「十一月三日午後の事」「雨蛙」「焚火」など
第3回 2014/ 7/23(水) 谷崎潤一郎の探偵小説、「白昼鬼語」。大正期の探偵小説
第4回 2014/ 7/30(水) 谷崎潤一郎「小さな王国」、大人と子供、先生と児童をめぐって
第5回 2014/ 8/20(水) 芥川龍之介「鼻」。芥川と「今昔物語集」
第6回 2014/ 8/27(水) 芥川龍之介「地獄変」。芥川の芸術家意識について
第7回 2014/ 9/ 3(水) 菊池寛「無名作家の日記」「忠直卿行状記」「父帰る」。菊池寛のテーマ小説
第8回 2014/ 9/10(水) 菊池寛「真珠夫人」、通俗小説と婦人像

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『美食倶楽部・谷崎潤一郎大正作品集』(ちくま文庫)(1,050円)(ISBN:978-4480023292)
『近代文学年表』(双文社出版)(1,250円)(ISBN:978-4881640319)
『清兵衛と瓢箪・網走まで』(新潮文庫)(546円)(ISBN:978-4-10-103004-3)
『小僧の神様・城の崎にて』(新潮文庫)(546円)(ISBN:978-4-10-103005-0)

講師陣

名前 石割 透
肩書き 駒澤大学名誉教授
プロフィール 1945年京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程単位取得修了。専門分野は日本近代文学。「芥川龍之介全集」、「芥川龍之介資料集」共同編集の他、著書「芥川龍之介初期作品の展開」(有精堂出版)、編著書「芥川龍之介書簡集」「芥川龍之介随筆集」(岩波文庫)などがある。
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