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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-04-03 / 日本史 / 学内講座コード:211111

『甲陽軍鑑』に学ぶ 武田信玄の戦略

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月10日(木)~ 6月19日(木)
講座回数
全10回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
23,000円
定員
30
その他
ビジター価格 26,400円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
『甲陽軍鑑』(以下、『軍鑑』)は、戦国大名武田氏の兵法書として著名なものである。この書は、ベストセラーとして、江戸時代に何度も刊行されていた。内容は、武田信玄の戦記や事跡を中心に兵法書としてまとめたものである。明治期に「史書にあらず」と評価をされ、利用されなくなっていたが、戦後に史書としての価値の見直しが進められている。本講座では、この『軍鑑』を改めて全編にわたって精読し、記述内容の再検証を進めていく。

【講義概要】
『軍鑑』は、江戸時代の初期に成立した兵法書であり、20巻59品で構成されている。筆者は、武田家重臣の高坂虎綱の口述をもとに、関係者が増補してまとめている。信玄の政治と戦記を中心に日常生活の様子までを詳細に書きとめており、戦国社会を理解するためにも有益な書籍である。参謀として、山本勘助が多く登場するという特徴がある。
講座では、毎回1品ずつを読み、内容を解説する。次に、関連する記録や文書によって記述内容との対比をおこない、『軍鑑』の史料批判をおこなう。そして、この部分についてのまとめ、時代背景の解説へと進めてゆく。
今学期は、『軍鑑』の成立過程と関係者について解説し、目次・品1から品9までを講読してゆく予定である。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 4/10(木) はじめに:『軍鑑』の成立過程や関係者について、目次の紹介
第2回 2014/ 4/17(木) 品1「甲州法度之次第」の紹介と検討
第3回 2014/ 4/24(木) 品2「武田信繁家訓」の紹介と検討
第4回 2014/ 5/ 8(木) 品3「信虎公を追出の事」の検討
第5回 2014/ 5/15(木) 品4「晴信公三十一歳にて発心有て信玄と号する事」の検討
第6回 2014/ 5/22(木) 品5「依春日源五郎奉公立身之事」の検討
第7回 2014/ 5/29(木) 品6「信玄公御時代諸大将之事」の検討
第8回 2014/ 6/ 5(木) 品7「小笠原源与斎軍配奇特有之事」の検討
第9回 2014/ 6/12(木) 品8「判兵庫星占之事」の検討
第10回 2014/ 6/19(木) 品9「信玄公御歌之会之事」の検討

講師陣

名前 柴辻 俊六
肩書き 日本大学大学院講師
プロフィール
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