大学公開講座のセカンドアカデミー

＜目標＞
世界には、伝統的な中東・イスラムの他に、中央アジア・イスラムや東南アジア・イスラム等が存在します。東南アジア経済の活況の陰になってしまった東アジアのイスラムの歴史的な動きに対する理解を深めることを目的としています。

＜講義概要＞
宗教としてのイスラムは、中世以降、東アジアの仏教国にも一部浸透していますが、その陰影は、今日のタイ、ベトナム、中国等の社会・文化を理解する上で無視できないほどの影響を及ぼしてきました。

本講義は、今夏に初めて試みたものですが、非イスラム地域とみなされているタイ、ベトナム及び中国に焦点を当て、歴史に見え隠れするイスラムの動きを捉え、また、韓国・台湾に時間の許す限り触れるつもりです。

参考図書
『中国のムスリムを知るための60章』（明石書店）（2,100円）（ISBN：4750336459）

＜ご受講に際して（持物、注意事項）＞
※2013年夏学期同名講座とほぼ同じ内容となります。

東アジアが含まれる地図帳（国や都市がわかるもの）をご持参ください。

＜備考＞
※補講を行う場合、1/29（水）に実施します。

資料配付

名前	北村　歳治
肩書き	早稲田大学アジア太平洋研究科教授
プロフィール	－