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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-09-30 / 芸術・文化 / 学内講座コード:830134

歌舞伎・落語のことば学 ― 忠臣蔵と話芸 ―

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10/7~12/16(月)
講座回数
8
時間
15:00~16:30
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
19,000円
定員
30
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

<目標>
歌舞伎と落語は上方を発祥の地としますが、江戸・東京で発達したそれは独自の特徴を持つ芸能として成立しました。それを根幹で支えるのが江戸ことば・東京ことばです。本講座では、歌舞伎と落語がどのようなことばの芸能として成立しているかを考えます。
今年度は、歌舞伎の代表的な作品である『仮名手本忠臣蔵』と話芸を中心とする他の芸能との関わりを検証します。


<講義概要>
元禄年間に起こった赤穂浪士による吉良邸討入事件は、人形浄瑠璃や歌舞伎の題材として様々に脚色されました。
中でも、18世紀半ばに完成した人形浄瑠璃『仮名手本忠臣蔵』は好評を博し、すぐに歌舞伎としても上演され、今日でも歌舞伎の代表的な人気狂言となっています。また、落語・講談・浪曲などの話芸の大きな素材提供源となりました。
「忠臣蔵」の「色にふけったばっかりに…」、「勘平さんは三十に…」などのセリフは人口に膾炙し、日本人の一種の表現辞典の役割を果たしています。フィクションであることを前提とする文楽・歌舞伎の「忠臣蔵」と、実録に基づく講談・新歌舞伎の「義士伝」の言語表現の対照も興味のあるところです。
「忠臣蔵」後半の名場面と、落語やそのほかの諸芸能の表現を、DVD・CDに残された映像・音声から分析します。
「忠臣蔵」前半のあらずじを映像で紹介するほか、後半の諸段で前半と関わりのある箇所は説明を加え、昨年度の講座を受講されなかった方でも、理解できるように配慮します。


<各回の予定>
第1回 【七段目】
     ・大序~六段目までの概要(映像)
     ・文楽「七段目」
第2回 【七段目】
     ・落語「七段目」
第3回 【八段目・九段目】
     ・文楽「九段目」
第4回 【九段目】
     ・落語「九段目」
第5回 【十段目】
     ・講談「天野屋利兵衛」
第6回 【十一段目】
     ・新歌舞伎「元禄忠臣蔵―南部坂雪の別れ―」
     ・浪曲「南部坂雪の別れ」
第7回 【十一段目】
     ・講談「勢揃いより討入り」
     ・落語「山岡角兵衛」
第8回 【十一段目】
     ・新歌舞伎「元禄忠臣蔵―大石最後の一日―」

備考

<ご受講に際して(持物、注意事項)>
講義に際しては、ほぼ歌舞伎『仮名手本忠臣蔵』の順序に沿って、それと関連する芸能作品を取り上げてゆきますが、取り上げる予定の作品や順序は、資料の入手状況などにより変更することもあります。


<備考>
資料配付


<お問い合わせ>
開講日まで1週間を切った講座は、お電話にてお問い合わせください。
 → 電話番号 03−3208−2248

講座申込みは開講日前日(前日が休業日のときは前開室日)17時まで可能です。

講師陣

名前 野村 雅昭
肩書き 早稲田大学名誉教授、国立国語研究所名誉所員  
プロフィール
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