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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-07-12 / その他教養 / 学内講座コード:820418

鉄道地図を読む ― 鉄道の線形と駅名を観察する ―

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7/19~9/13(金)
講座回数
6
時間
15:00~16:30
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
14,000円
定員
42
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

<目標>
地形図から路線図まで、さまざまな地図に掲載された鉄道路線。そこに記された鉄道の線形やネットワークの形、はては駅名に至るまで、多種多様な要素を読み取ることにより、日本の鉄道がたどった歴史と未来を考察する。


<講義概要>
明治5年の新橋~横浜で誕生した日本の鉄道。陸上初の近代的交通機関として華々しく登場した鉄道は、その後全国に路線網を広げ、各地の産物を港や工場へ運び、また通勤通学者や観光客を迅速・快適に目的地へ送り届けることに今日まで尽力してきた。人間の生活に密接な存在である鉄道は、その長い歴史の中で時には兵士や弾薬を、震災復興には膨大な砂利や木材を、そして平和な時には車窓を楽しむ愛好家に絶景を届けてきた。鉄道が記された地図を観察することにより、そんな鉄道の姿を浮かび上がらせてみよう。

●主な講義内容●
・線形の謎−なぜその線路はそこを通っているのか
「宿場町が反対」「代議士がねじ曲げた」という鉄道は数多いが、実際はどうか。特徴的な路線を取り上げ、その線形に至った理由を考察する。

・首都圏の鉄道発達史−明治5年から現在まで
山手線では蒸気機関車が牽く1日4往復のダイヤで始まり、馬車鉄道や人車鉄道も電気鉄道へ脱皮した。首都圏の鉄道網形成を地図でたどる。

・鉄道の近代化と路線変更
最初は鉱石や砂利運搬線、もしくは寺社参詣客を運ぶ鉄道として始まった鉄道・軌道も高速化の時代を迎えてさまざまな路線変更を加えてスピードアップを実現した。

・駅と駅名を考える−駅の位置と駅名の由来
全国には約1万の駅が存在する。2回も引っ越した横浜駅、駅名を何度も変えた駅、隣町の地名を名乗る駅などユニークな駅と駅名に焦点を当てる。

・列車が峠を越える−急勾配に挑む鉄道と山越えの手法
勾配を苦手とする鉄道はどのような方法でそれを克服したか。アプト式、スイッチバック、ループ、長大トンネルの国内外の実例を観察する。

・ヨーロッパの路面電車
バリアフリーと環境保護の視点から世界各国で積極的に導入される路面電車。従来の「ちんちん電車」から大きく進化した電車ネットワークの可能性を探る。

備考

<備考>
資料配付


<お問い合わせ>
開講日まで1週間を切った講座は、お電話にてお問い合わせください。
 → 電話番号 03−3208−2248

講座申込みは開講日前日(前日が休業日のときは前開室日)17時まで可能です。

講師陣

名前 今尾 恵介
肩書き (財)日本地図センター客員研究員 「日本鉄道旅行地図帳」監修 
プロフィール
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