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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-07-13 / 芸術・文化 / 学内講座コード:820128

歌舞伎から見る日本文化 ― カブキの発想とその美感 ―

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7/20~9/7(土)
講座回数
5
時間
15:00~16:30
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
13,000円
定員
30
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

<目標>
歌舞伎は、「傾き」という、世の価値観に抵抗する奇抜な発想が生み出した芸能です。四百年間にわたり民衆を驚かせ、魅了し続けるその本質を追求してみましょう。そこには日本文化が凝縮された美感が舞台化されているはずです。


<講義概要>
舞台からよみとれる歌舞伎の美学にアプローチします。
名作の台本や番付資料を読解し、また珍作の映像を鑑賞して、歌舞伎を見る感性を涵養しましょう。演技・演出・型にこめられた意図を探り、日本人が伝承してきた美感と発想を浮き彫りにします。
講義後半実施予定の実演では、有名な歌舞伎音楽の一節を口ずさんでみることにします。

●主な講義内容●

歌舞伎座再開場
ご存じのように本年4月、新しい歌舞伎座が開場しました。改めて代々の歌舞伎座の歴史を概観し、これからこの劇場でどのような歌舞伎が上演されるべきなのか夢想してみましょう。

歌舞伎の見物・贔屓について
歌舞伎はいつの時代にも熱烈なファンに支えられる芸能です。かつての見物はどのように役者を応援していたか、その贔屓ぶりに注目してみます。

歌舞伎とお盆
お盆は正月とともに生活にもっとも密着した習俗です。歌舞伎では盆狂言と呼ばれる演目もあり、また芝居の中に亡者が帰ってくるその行事が巧みに取り入れられています。

歌舞伎と昔話
金太郎・浦島太郎・八岐大蛇…子供の頃に親しんだ昔話が意外な形で歌舞伎に取材されています。歌舞伎が説話のどこに焦点を当てたか探ります。

歌舞伎の月
江戸の人は月の満ち欠けにより人間の運命が左右されると信じていました。歌舞伎劇にはスト−リ−のポイントとなる月が多く登場します。それをどのように道具や照明が演出しているのでしょうか。

歌舞伎音楽
この講座吉例の実演付き授業。舞踊名作の一節に馴染めば、歌舞伎観劇がよりいっそう楽しい物になります。

【実演者プロフィール】
岸澤 式松
常磐津節三味線方。福岡県出身。平成3年入門以来、歌舞伎公演・日本舞踊公演で随時活動する若手演奏家。平成15年から「岸澤式松の会」開催。


<各回の予定>
-

備考

<ご受講に際して(持物、注意事項)>
※実演日程未定(詳細は決定次第お知らせ致します)


<備考>
資料配付


<お問い合わせ>
開講日まで1週間を切った講座は、お電話にてお問い合わせください。
 → 電話番号 03−3208−2248

講座申込みは開講日前日(前日が休業日のときは前開室日)17時まで可能です。

講師陣

名前 鈴木 英一
肩書き 早稲田大学演劇博物館  招聘研究員
プロフィール
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