大学公開講座のセカンドアカデミー

本講義では、近くて遠い国といわれる「中国」及びアジア諸国の社会経済の現状を分かりやすく解説し、日本企業の取り組みの実態・今後の方向性を考えることを目標とします。
また、シンガポール、インド、タイ、ベトナムなどのアジア諸国も目を見張る成長を遂げています。日本と中国を含め、アジア諸国の歴史・文化・政治などの違いも踏まえ、それらの国々に進出する日本企業の経営はどうすべきなのか、様々な側面から日本企業の方向性について理解することを目標とします。


貿易や投資に限らず、国際政治・経済も含め、中国及びアジア諸国との関係はますます重要になっています。
本講義では、日本企業が中国とビジネスを行う場合、あるいは中国において直接投資や現地経営を行う場合に、強い影響力を持つ中国の政治経済体制について把握します。
また、中国における日本企業の方向性に関しての理解を深めた後、アジア諸国の現状をわかりやすく解説し、日本企業が行うべき取り組みの方向性を探ります。
今や世界人口の２分の１を占めるアジアは、世界のマーケットとして先進国が目を見張っているため、日本企業が進出するにあたり、日本企業のより正しい戦略・方向性を理解することは非常に重要です。その上で、過去から遡って今後の日本企業の中国、アジア諸国とのビジネスの方向性を考えていきます。
最後に、中国市場に既に進出、あるいは進出を検討されている企業の方々、さらには、一般の方々にも、中国やアジア諸国の社会経済や日本企業の動向の旬な話題を取扱い、掘り下げて解説します。


第１回　中国経済はいかに発展を遂げてきたか
第２回　日本企業の中国ビジネスの現状および課題
第３回　日本企業は中国といかに共存するか
第４回　日本企業のアジア諸国への進出
第５回　アジア諸国の経済からみる日本企業の方向性

資料配付

※日程にご注意ください

※補講日（5/25）

名前	劉　慶紅
肩書き	早稲田大学公共政策研究所　招聘研究員
プロフィール	－