大学公開講座のセカンドアカデミー

道元の主著『正法眼蔵』の各巻を精読します。
その際、必要な箇所については、道元の語録である『永平広録』の「上堂」などを参考としながら、道元仏法の真髄を探り、癒しではない、真実の魂の安心を学びます。


現代にもよく似た混沌とした鎌倉時代に確立された道元の仏法の世界は、750有余年という歳月、ただ単に禅修行者だけではなく、万人の心に絶え間なく生きてきました。
その仏法は、言葉で追い求めても追い求め得ることのできない非思量の世界でもあります。
それこそが、洋の東西を問わず現代人を魅了するのであり、現代人の心の荒廃を転換させ、心の豊かさへの回帰を示唆しているのです。そうしたところを『正法眼蔵』の各巻を精読し講義します。

参考図書
道元『永平広録・上堂』選
道元『小参・法語・普観坐禅儀』
道元『永平広録・頌古』（3冊共、講談社学術文庫）


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※本講座は都合により開講を見合わせることとなりました。


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名前	大谷　哲夫
肩書き	駒澤大学　　前総長・同大学教授
プロフィール	－