大学公開講座のセカンドアカデミー

メディアと政治の関係を、歴史的に振り返り、メディア政治・大衆政治のあり様を考えていきます。


新聞・ラジオ・テレビ、そしてインターネットと、時代ごとに登場した様々なメディアに、「政治家」は、どのように向き合ってきたのか。時代ごとの各メディアと政治家の切り結びかたを取り上げ、大衆政治の過去と未来を考察します。

参考図書
『政治学』（東京大学出版会）（2,310円）（ISBN：978-4-13-032219-5）


第１回　新聞政治
幕末から明治初年にかけての新聞の誕生と、明治から大正までのメディア政治を考察し、日本におけるその原型を考える。

第２回　ラジオ政治
ラジオは、男子普通選挙と同年に開始された。本格的な大衆社会におけるメディア政治のありようを、政治家とラジオの絡み合いのなかに検討する。

第３回　テレビ政治
1952年、日本の「独立」と共に放送されはじめたテレビは、急速に戦後国民の基幹メディアに成長する。55年体制の初期と末期の政治家たちを振り返りながら、戦後の大衆政治について考察する。

第４回　インターネット政治
インターネットの登場は、情報と人の付き合い方を大きく変えた。政治家は、ネットと、そしてその背後に想定する新世紀の大衆と如何に向きあおうとしたのか。メディア政治の今と未来を考える。

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名前	逢坂　巌
肩書き	立教大学　社会学部メディア社会学科
プロフィール	－