講座詳細情報
申し込み締切日:2013-02-05 / 起業:その他教養 / 学内講座コード:840414
古代日本の僧形像−羅漢像から高僧像・祖師像へ−
- 開催日
- 2/6 ~ 2/20 (水)
- 講座回数
- 3
- 時間
- 13:00 ~ 14:30
- 講座区分
- その他
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 7,000円
- 定員
- 32
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
本講義では、日本の奈良時代から平安時代初期の南都諸寺に安置された僧形像(僧侶の肖像)を取り上げ、外来の文化の影響によって、古代日本の僧形像のかたちや意義がいかに変化していったかを考えます。
昨年2011年度の冬講座では、奈良時代から鎌倉時代までの代表的な祖師・高僧像について取り上げ、制作背景や歴史について考えました。
今年の冬講座では、さらに一歩踏み込んで、なぜ日本の僧形像が羅漢像→高僧像→祖師像へと変化していったのか、その理由やきっかけは何であったのかを一緒に考えてみましょう。各寺院の資財帳をもとに、南都諸寺のお堂を飾っていた僧形像の実態を紐解いていきます。また、寺院建立に貢献した高僧でありながら、肖像が作られた人と作られなかった人がいます。その差は何だったのでしょうか。様々な視点から僧形像への理解を深めます。
第1回 羅漢像から高僧像への転換
―鑑真和上像の制作意義とその後―
第2回 法隆寺夢殿行信像の制作意義
―道鏡との人物比較から―
第3回 高僧像から祖師像への転換
―真言五祖像の影響―
昨年2011年度の冬講座では、奈良時代から鎌倉時代までの代表的な祖師・高僧像について取り上げ、制作背景や歴史について考えました。
今年の冬講座では、さらに一歩踏み込んで、なぜ日本の僧形像が羅漢像→高僧像→祖師像へと変化していったのか、その理由やきっかけは何であったのかを一緒に考えてみましょう。各寺院の資財帳をもとに、南都諸寺のお堂を飾っていた僧形像の実態を紐解いていきます。また、寺院建立に貢献した高僧でありながら、肖像が作られた人と作られなかった人がいます。その差は何だったのでしょうか。様々な視点から僧形像への理解を深めます。
第1回 羅漢像から高僧像への転換
―鑑真和上像の制作意義とその後―
第2回 法隆寺夢殿行信像の制作意義
―道鏡との人物比較から―
第3回 高僧像から祖師像への転換
―真言五祖像の影響―
備考
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講師陣
名前 | 小野 佳代 |
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肩書き | 早稲田大学奈良美術研究所客員主任研究員 |
プロフィール | - |