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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-01-10 / 世界史 / 学内講座コード:403106

ヨーロッパを考える−ヨーロッパにおける「市民社会」の形成と「革命」−

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1/11 ~ 2/1 (金)
講座回数
4
時間
13:30 ~ 15:30
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
14,000円
定員
40
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

「ヨーロッパを考える」うえでの重要なヒントとして、「ヨーロッパ社会」における市民社会の形成と、近代における諸革命との関連を考察する。
現代におけるEU(ヨーロッパ連合)の成立によって、新しい「ヨーロッパ市民」が誕生しつつありますが、この「市民社会」という理念が、古代ギリシア・ローマ時代から中世・ルネサンス期を経ていかに変化し、現代に受け継がれているかを、広くヨーロッパ文明論・文化論として、通観していきます。


「ヨーロッパを考える」。現代ヨーロッパにおけるEU(ヨーロッパ連合)の形成は、「ヨーロッパ市民」という理念構築への模索でもあったが、現在、加盟国のギリシア・スペインなどの財政破綻によって、大きな危機に直面している。
本講義では、このような「市民」「市民社会」という概念が、ヨーロッパの歴史においていかに誕生し、変化し、ヨーロッパの近・現代社会の基軸となっていったかを具体的に検討します。ギリシアのポリス社会、ローマ・ラテン文化における「市民社会」、ルネサンス期イタリアにおけるあたらしい「レス・プブリカ」(市民社会)論を経て、近世・近代の「市民社会」「共和政」にいたる経緯を追っていきます。
とくに後半では、いわゆる「市民革命」がヨーロッパ社会に与えた影響を、フランス革命に焦点をあてて検討し、近年の革命論議を紹介しつつ、今後のヨーロッパ・ポストモダン社会への展望を論じます。

参考図書
『EU・欧州統合研究』(成文堂)(3,150円)福田耕治編著
『ヨーロッパ・エリート支配と政治文化』(成文堂)(5,250円)森原 隆編


(予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください)
第1回
ヨーロッパ「市民社会」の理念
 EU(ヨーロッパ連合)の成立、ヨーロッパ市民の誕生
 ギリシア文化、ローマ文化、ルネサンス

第2回
ヨーロッパ近世「市民社会」論の形成とフランス市民社会論
 市民的人文主義、主権論、フランス国制論、モンテスキューからルソーへ

第3回
革命と近代ヨーロッパ市民社会
 イギリス近代革命、明治維新と近代社会、フランス革命の意義

第4回
近代フランス革命からヨーロッパのポスト・モダンへ
 フランス革命とは何か、革命論の変化、ポスト・モダン社会の模索

備考

-

講師陣

名前 森原 隆
肩書き 早稲田大学 文学学術院
プロフィール
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