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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-02-06 / その他教養 / 学内講座コード:840426

モノと人の移り変わりを考える~時計の文化史~

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
2/7 ~ 2/21 (木)
講座回数
3
時間
13:00 ~ 14:30
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
7,000円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

過去・現在・未来へと、われわれは“時間”の流れに沿って生きています。その“時間”を区切るために、“時計”は生まれました。“時計”の出現により、我々の生活は計り知れないほどの大きな影響を受けています。「時計による支配」といっても言い過ぎではないくらいに・・・。
この講座では、原始の腹時計、日時計・水時計から江戸時代の時刻制度、恩賜の時計からディズニーキャラクターのついたファッション時計、また最近の高級な機械式時計まで、時代の変化をふまえながら「“時間”と“時計”と“人々の生活”」について考察したいと思います。


地球は昼夜の1日・春夏秋冬の1年という周期を、誕生した46億年前からずっと経験しています。時間の最小単位である「秒」は、正確には1日の86400分の1の長さです。しかし、我々は日常の中で正確な時間の長さをきちんと意識できているでしょうか?
アインシュタインが相対性理論の定義を聞かれ、冗談を含め次のように答えたという名言があります。「もし男の子が、きれいな女の子と一時間並んで坐っていたとすればその一時間は一分のように思える。しかし、もし熱いストーブに一分間手をかざしたら、その一分間は一時間のように感じるでしょう」。このような“正確な時間”と“感じる時間”について、人間の日々の生活を中心にして考えてみたいと思います。


第1回 【日時計・水時計から機械式時計までの時代】
人類は新石器時代に入り農業技術を獲得しました。定住集落の拡大と農業暦の必要性から太陽を中心とした時間が生まれました。太陽時から不定時法までについて、落語の「時そば」などにも触れながら、日時計から西暦1300年頃の機械式時計の時代までの“時間”について考えます。

第2回 【過去・現在・未来~“時間”とは何か~】
手帳に予定を書き込んだ時点で、かけがえのない未来の時間が消えてしまう、と嘆く人や、予定がビッチリ詰まってないと安心できない、という人がいます。物理的時間と心理的時間について、砂時計や体内時計、浦島太郎や「時をかける少女」のストーリーなどから、“時間”とは何かについて考えます。

第3回 【機械式時計以降の時代】
従来の、人間が管理する時間から、“タイム イズ マネー”に代表される、時間に管理される時代へと入ります。また時計も、アナログからデジタルになり、ステイタスとしての時計からファッションの時計へと変化していきます。これらの時代の変化について日常生活から考えます。

備考

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講師陣

名前 高瀬 省徳
肩書き (財)機械振興協会嘱託研究員 
プロフィール
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