講座詳細情報
申し込み締切日:2012-10-03 / 芸術・文化:文学:その他教養 / 学内講座コード:4004
世阿弥を読む―『五音』と観阿弥・世阿弥時代の能―
- 開催日
- 10/4~12/13(木)
- 講座回数
- 20
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 通年
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 44,000円
- 定員
- -
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
世阿弥の能楽論やそれに関連する作品を読みながら、中世の日本文化を深く理解することを目指します。今回は、あわせて、室町時代の文学の言葉についても理解を深めます。
世阿弥の音曲論『五音』上・下を主な教材として、そこに収録された謡を一つ一つ分析します。
『五音』は世阿弥最晩年の謡伝書です。そこに記された「五音説」は、能の謡を、祝言・幽曲・恋慕・哀傷・闌曲の五種類に分けて、そのテーマや音楽的な特質について論じたもので、世阿弥音曲論の到達点を示すとされています。
『五音』の伝本は、上巻は省略の多い室町末期の写本、下巻は完本ながら誤写の多い江戸初期の写本があるのみですが、本来の姿を復元・想像しつつ読み解く作業は、逆にこうした作品を研究する場合の妙味でもあります。
主要部分は五音の例曲なので、それらの例曲をも、収録部分を中心にあわせ読んでいく予定です。
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世阿弥の音曲論『五音』上・下を主な教材として、そこに収録された謡を一つ一つ分析します。
『五音』は世阿弥最晩年の謡伝書です。そこに記された「五音説」は、能の謡を、祝言・幽曲・恋慕・哀傷・闌曲の五種類に分けて、そのテーマや音楽的な特質について論じたもので、世阿弥音曲論の到達点を示すとされています。
『五音』の伝本は、上巻は省略の多い室町末期の写本、下巻は完本ながら誤写の多い江戸初期の写本があるのみですが、本来の姿を復元・想像しつつ読み解く作業は、逆にこうした作品を研究する場合の妙味でもあります。
主要部分は五音の例曲なので、それらの例曲をも、収録部分を中心にあわせ読んでいく予定です。
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備考
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講師陣
名前 | 竹本 幹夫 |
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肩書き | 早稲田大学 文学学術院 教授、演劇博物館館長 |
プロフィール | - |