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講座詳細情報

申し込み締切日:2012-10-03 / 芸術・文化:その他教養:その他趣味 / 学内講座コード:4001

歌舞伎と文楽

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10/4~12/6(木)
講座回数
20
時間
13:00~14:30
講座区分
通年 
入学金
8,000円
受講料
44,000円
定員
 - 
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

江戸時代を代表する芸能である、歌舞伎と文楽を、比較対照しながら、そのみどころを具体的に紹介します。

昔から今にいたる舞台を映像で鑑賞しながら、作品にまつわる芸談やエピソードなどを紹介することを通して、歌舞伎と文楽、それぞれの特質や面白さ、楽しみ方、さらには周辺文化への拡がりを学びます。


今年度は、前期では「女殺油地獄」と「桂川連理柵」、後期では「馬盥の光秀」と「絵本太功記」を取り上げます。

前期は世話物を扱います。「女殺油地獄」は、近松門左衛門の異色作。不良青年による油屋の女房殺しに至る人間模様を、丁寧に追った作品です。複雑な家庭環境を背景にした惨劇は、その現代的な主題によって映画やテレビドラマでも取り上げられてきました。

「桂川連理柵」は、年の差婚が話題の昨今、その元祖ともいうべき年の差カップルの悲劇を描きます。

中心となる「帯屋の段」は、抱腹絶倒の前半と粛然たる後半が対照的な人気曲です。



後期は、信長と秀吉と明智光秀をめぐる時代物です。鶴屋南北作の「馬盥の光秀」は、信長に散々いたぶられた光秀が決然と謀反の旗を揚げるまでを描きます。先行作や、現在では上演されない珍しい場面なども併せて紹介します。

「絵本太功記」は、同じく本能寺の変を描きながら、こちらの光秀は、自らの蹶起が正しかったのか否かを自問し続ける悲劇の人。家族を巻き込んだ光秀謀反の結末を、一方の秀吉(久吉)陣営の動きとともに描く大作です。


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備考

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講師陣

名前 児玉 竜一
肩書き 早稲田大学 文学学術院 教授
プロフィール
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