検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2012-10-03 / 宗教・哲学:心理:その他教養 / 学内講座コード:830432

社会哲学入門―生活者の視点と危機の時代―

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10/04~11/15(木)
講座回数
7
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
17,000円
定員
 - 
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

大震災以降人びとの意識は変わった。これまでの経済社会の路線は転換を迫られ、新たな方向が模索されている。
社会哲学はこれを包括的に捉え、今後の社会づくりを導く価値観を探る。
こうした学問のあり方を初歩から学び、暮らしや産業の課題について考察する。


自由を掲げた近代社会は、経済発展により「ゆたかな社会・物質文明」を築き上げた。

しかしそれが脆弱なことを大震災などの経験から知り、いまや人びとは危機意識をもって、自由の価値さえ見直す状況にある。真に価値ある伝え遺すべきものは何かが問われ、政府施策や日常生活もそれに方向づけられつつある。

そこで市場の声、技術の論理、暮らしの知恵、社会正義といったものの是非を念頭に置き、社会哲学の基本を踏まえながら、政治経済や共に生きる社会について認識を深める。



参考図書

『社会哲学講義―近代文明の転生に向けて』(ミネルヴァ書房)

『ボランティア論─共生の理念と実践』(ミネルヴァ書房)

『甦るコミュニティ─社会科学と哲学の対話』(文眞堂)


第1回(10/4) イントロダクション─社会哲学と社会科学

(中島裕明)

(1)近代社会の成立と社会科学

(2)社会哲学の定位



第2回(10/11) 市場メカニズムと合理主義

(中島裕明)

(1)仕事の価値・暮らしの価値

(2)科学の客観性



第3回(10/18) 市場メカニズムと合理主義

(中島裕明)

(1)科学技術とゆたかな社会

(2)知識経済のポリティクス



第4回(10/25) 生活世界の変容と日本経済

(廣重剛史)

(1)生活世界の認識

(2)日本経済の動態論



第5回(11/1) 日本の風土と自然の再生

(廣重剛史)

(1)自然と風土―文化をめぐる価値

(2)共生社会への取組み―コミュニティづくりとボランティア



第6回(11/8) 生活者の視点と民主主義の再生

(中島裕明)

(1)科学のゆらぎ

(2)生活者と社会科学の再生



第7回(11/15) 生活者の視点と民主主義の再生

(中島裕明)

(1)近代法と法治国家

(2)民主主義の補完

備考

-

資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.