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講座詳細情報

申し込み締切日:2012-09-29 / 健康・介護:健康・医療:その他実用 / 学内講座コード:305701

日常に活かすストレス低減テクニック

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
09/30~10/28(日)
講座回数
5
時間
15:00~17:00
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
16,000円
定員
 - 
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

ストレスの多い現代社会で自己実現していくには、ストレス低減の原理と技法について学ぶことが役に立つ。
この講義では、現在最も欧米で評価されている認知行動療法からその原理と効果的な各種のテクニックを紹介する。


以下の5つのテクニックについて、原理と具体的なやり方を学ぶ。

認知的再体制化:ストレスを低減する認知について学ぶ。自己教示訓練(SIT):ストレスを低減する言葉かけについて学ぶ。セルフモニタリング(DRDT):自分の行動・思考・感情を意識化することでストレスを低減する。自律訓練法(AT):自律訓練の基礎を習得する。行動変容法:行動変容によってストレスを低減する。

(企画:越川房子 早稲田大学教授)


【1】9/30 認知行動療法

相馬花恵 特定非営利活動法人らんふぁんぷらざ療育指導員

本講義では、認知行動療法の基礎理論を学び、不安や気分の落ち込みといった不快気分がどのようなメカニズムで発生するとされているかについて理解する。また、代表的な認知的技法である、非機能的なものの捉え方を適応的なものに変容する「認知的再体制化」を体験する。基本技法の実践を通して、認知行動療法への理解を深めることを目標とする。



【2】10/7 自己教示訓練

田中乙菜 東京都スクールカウンセラー、早稲田大学講師

本講義では、認知行動療法の一技法である自己教示訓練を取り上げる。自己教示訓練は自分自身に適切な教示を与えることで、個人の認知・情動・行動を組織的に変容させる訓練である。まず前半で、自己教示訓練の理論や自己教示訓練を利用した効果研究等の紹介を行う。後半は実際に自己教示訓練の実習を行い、練習のコツや効果等について学ぶ。



【3】10/14 セルフモニタリング

島津直実 精神科クリニック心理カウンセラー、早稲田大学講師

認知行動療法には、自分の行動・思考・感情を観察し、自己記録するセルフモニタリングという技法がある。セルフモニタリングを上手に使うことによって、認知や行動を変えていくことができる。本講義では、セルフモニタリングの技法を紹介するとともに、実際にこの技法を用いて自分の行動・思考・感情を明確にしていく。



【4】10/21 行動変容法

松下 健 精神科クリニック 臨床心理士

本講義における行動変容法とは、行動分析学に基づいた人間の行動を変化させる方法を意味する。行動分析学は、認知行動療法の発展に影響を与えた理論のひとつであり、さまざまなストレスの低減に非常に役立つ理論である。本講義では、日常生活におけるストレスフルな状況を取り上げながら、行動変容法において最も重要な行動分析学の基礎理論を学ぶ。



【5】10/28 自律訓練法

近藤育代 早稲田大学講師

自律訓練法は1932年に発表されて以来、様々な実証研究が積み重ねられてきたリラクセーション法である。その効果は、疲労回復、緊張緩和、安眠効果、頭痛や肩こりの緩和など、心身両面の不調を回復させるものである。本講義では、自律訓練法の概要を紹介した後、基本的なやり方を実習し、練習のコツや注意点を学ぶ。

備考

各受講生の個人的な問題の解決を目的としません。また、クリニック等の斡旋はできかねますので、ご了承ください。

講師陣

名前 近藤 育代他
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール
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