講座詳細情報
申し込み締切日:2012-11-07 / 芸術・文化:その他趣味:その他教養 / 学内講座コード:304003
シェイクスピア再発見―演劇博物館の展示への誘い― 【早稲田大学演劇博物館 連携講座】
- 開催日
- 11/08~12/06(木)
- 講座回数
- 5
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 11,500円
- 定員
- -
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
本講座は、早稲田大学演劇博物館で2012年10月半ばから開催されるシェイクスピアに関する展示と連携して行われるもので、その展示をより深く理解し、400年以上前のシェイクスピアの劇や当時の状況、その後のシェイクスピア劇の受容などについて幅広い知識を得ることを目指します。
早稲田大学演劇博物館では、2012年10月16日から12月16日まで“Finding Shakespeare”と題したシェイクスピアに関する展示を行います。
本講座では、この展示内容をより深く理解し、楽しんで頂くことを主眼として、シェイクスピアの劇、当時の劇環境、18・19世紀から現代に至る受容の状況を日本も含めて、各回それぞれの講師が解説します。
講義で詳細を知った後、最後の回で実際に演劇博物館の展示を見学しますので、立体的にシェイクスピアを感じられる講座になると思います。
【1】11/8 シェイクスピアの劇と劇場
冬木ひろみ 早稲田大学教授
第1回目は、シェイクスピアの劇、およびその時代の状況などについておおまかな解説をします。演劇博物館で今回展示される資料(シェイクスピアの肖像画や劇場など)や、映像をお見せしつつ、劇場の特殊性やシェイクスピアの劇の魅力をお伝えしたいと思います。また、当時の劇場が現在ロンドンでどのように再建されているのかもお伝えする予定です。
【2】11/15 シェイクスピアのテキストと劇作家たち
本多まりえ 東洋大学助教
シェイクスピアの劇は、当時様々なテキストが海賊版も含め出版されています。シェイクスピアの全集(ファースト・フォリオ)が出版されるのは彼の死後のことになりますが、今回の講座では、シェイクスピアのテキストの特色とさまざまな版による違いを実際のページのコピーを見ながら解説するとともに、当時の劇作家たちの交流や生活状況なども紹介する予定です。
【3】11/22 18世紀以降のシェイクスピア
菊地浩平 早稲田大学演劇博物館招聘研究員
シェイクスピアの劇は時代とともに次第にその姿を変えてゆきます。今回は、18世紀以降のイギリスにおけるシェイクスピア劇の上演の変化を取り上げてゆくことにします。原作を大きく変えたハッピーエンドの『リア王』やゴードン・クレイグ演出の特色ある『ハムレット』などにも触れつつ、舞台画・写真とともに見てゆきたいと思います。また、シェイクスピアの劇の場面を描いた絵画についても紹介する予定です。
【4】11/29 日本のシェイクスピア
辻川美和 恵泉女学園大学講師
この回は、日本におけるシェイクスピアの受容について解説します。明治時代から始めて、逍遥の翻訳、漱石の受けとめ方、その後の日本におけるシェイクスピア研究と上演の歴史を概観します。さらに、現代のさまざまな上演の状況を、シェイクスピア・シアターやニナガワ・シェイクスピアなどの舞台写真・映像とともに紹介する予定です。
【5】12/6 演劇博物館の展示見学
菊地浩平 早稲田大学演劇博物館招聘研究員
最後の回は、これまでの解説の中で触れてきました資料を、シェイクスピア時代の劇場をモデルとした演劇博物館へ実際に行ってご覧頂きたいと思います。ご案内は、菊地浩平に加え今回の展示を企画した大木絢深(早稲田大学演劇博物館助手)が務めます。その場で解説を聞き、ご質問もして頂けば、さらに理解が深まり、面白さが増すと思います。
早稲田大学演劇博物館では、2012年10月16日から12月16日まで“Finding Shakespeare”と題したシェイクスピアに関する展示を行います。
本講座では、この展示内容をより深く理解し、楽しんで頂くことを主眼として、シェイクスピアの劇、当時の劇環境、18・19世紀から現代に至る受容の状況を日本も含めて、各回それぞれの講師が解説します。
講義で詳細を知った後、最後の回で実際に演劇博物館の展示を見学しますので、立体的にシェイクスピアを感じられる講座になると思います。
【1】11/8 シェイクスピアの劇と劇場
冬木ひろみ 早稲田大学教授
第1回目は、シェイクスピアの劇、およびその時代の状況などについておおまかな解説をします。演劇博物館で今回展示される資料(シェイクスピアの肖像画や劇場など)や、映像をお見せしつつ、劇場の特殊性やシェイクスピアの劇の魅力をお伝えしたいと思います。また、当時の劇場が現在ロンドンでどのように再建されているのかもお伝えする予定です。
【2】11/15 シェイクスピアのテキストと劇作家たち
本多まりえ 東洋大学助教
シェイクスピアの劇は、当時様々なテキストが海賊版も含め出版されています。シェイクスピアの全集(ファースト・フォリオ)が出版されるのは彼の死後のことになりますが、今回の講座では、シェイクスピアのテキストの特色とさまざまな版による違いを実際のページのコピーを見ながら解説するとともに、当時の劇作家たちの交流や生活状況なども紹介する予定です。
【3】11/22 18世紀以降のシェイクスピア
菊地浩平 早稲田大学演劇博物館招聘研究員
シェイクスピアの劇は時代とともに次第にその姿を変えてゆきます。今回は、18世紀以降のイギリスにおけるシェイクスピア劇の上演の変化を取り上げてゆくことにします。原作を大きく変えたハッピーエンドの『リア王』やゴードン・クレイグ演出の特色ある『ハムレット』などにも触れつつ、舞台画・写真とともに見てゆきたいと思います。また、シェイクスピアの劇の場面を描いた絵画についても紹介する予定です。
【4】11/29 日本のシェイクスピア
辻川美和 恵泉女学園大学講師
この回は、日本におけるシェイクスピアの受容について解説します。明治時代から始めて、逍遥の翻訳、漱石の受けとめ方、その後の日本におけるシェイクスピア研究と上演の歴史を概観します。さらに、現代のさまざまな上演の状況を、シェイクスピア・シアターやニナガワ・シェイクスピアなどの舞台写真・映像とともに紹介する予定です。
【5】12/6 演劇博物館の展示見学
菊地浩平 早稲田大学演劇博物館招聘研究員
最後の回は、これまでの解説の中で触れてきました資料を、シェイクスピア時代の劇場をモデルとした演劇博物館へ実際に行ってご覧頂きたいと思います。ご案内は、菊地浩平に加え今回の展示を企画した大木絢深(早稲田大学演劇博物館助手)が務めます。その場で解説を聞き、ご質問もして頂けば、さらに理解が深まり、面白さが増すと思います。
備考
最終日は演劇博物館を見学しながらの講義となります。
講師陣
名前 | 冬木ひろみ他 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | - |