大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・古い街道筋に残る宿場町や商家町、城下町などの歴史的町並みの魅力と保存制度を解説
・歴史ある町を散策し、伝統的な町家建築や道や、自然と調和した美しい景観を味わう歩き方、建築を鑑賞する時の眼の付け所、楽しみ方を入門的に解説
・五街道以外の地方街道にも見られる町並み、文化財建築も紹介

【講義概要】
開発と近代化の中で失われて行く古い町並みが見直され、歴史的町並みを保存・再生・活用しようという動きが日本各地に広まっています。この講座では、国の町並み保存制度や地方自治体の条例、地域住民の工夫等で保存・整備されている「歴史的町並み」の景観的魅力をお伝えします。今期は、古くからの街道筋に残る大小の町並みに焦点を当てて、各回毎に、代表的実例1か所と、略紹介箇所を映像を通してご紹介し、街道を歩いて発見する楽しみをお伝えします。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 7/11(火) 中山道木曽路 奈良井・木曽福島・須原・妻籠・馬籠(概観)
第2回 2017/ 7/18(火) 奥州街道金ヶ崎宿 ※他に、白河・二本柳・有壁(略紹介)
第3回 2017/ 7/25(火) 松山街道宇陀市松山 ※他に、伊勢街道五條新町(略紹介)
第4回 2017/ 8/ 1(火) 山陽道矢掛宿 ※他に、矢掛の西隣の神辺(略紹介)

【ご受講に際して】
◆補講を行う場合は、8月8日に実施します。


※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
　お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	藤島 幸彦
肩書き	早稲田大学講師、綜芸文化研究所所長
プロフィール	東京都出身。1988年早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位修得退学、85年同大学教育学部助手。現在同学部講師。綜芸文化研究所所長(自営、建築・文化財研究）。日本生活文化史学会理事。日本建築学会会員。専攻：日本建築文化史。著書：『京都の町家』(風土デザイン研究所)、『町家点描』(学芸出版社)等。