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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-07-09 / 日本史:政治 / 学内講座コード:120207

ファシズムの時代と国家政治について

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月11日(火)~ 7月14日(金)
講座回数
8回
時間
14:45~18:00 ※途中休憩を挟みます
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
23,328円
定員
30
その他
ビジター価格 26,827円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・歴史、とくに政治史の学習は現代に生きる個々人と国家の進路にとりいかなる意義をもち得るか。
・この問いに留意して、1930年代以降の日本におけるファシズム運動や国家政治を考えること。これが本講座の意図です。
・目標は、「歴史が言い逃れや紛糾を超えるには意見でなく資料に基づかなければならない」ことを自認し、講座の意図に能動的にとりくんでいただくことです。

【講義概要】
2017年、世界はふたたび動乱期に入っているのではないでしょうか。
かつて、1930年代以降、列強のあいだでは内向きの政治・経済が採られ、同時にヨーロッパやアジアをはじめ各地域での対外的緊張が強まり、ついに第二次大戦にいたりました。
こうした情勢のなか、日本はどのような動きをしめしたのか。内政・外交・軍事の実態とその対外的発動である国家政治の軌跡を解明することは、個人にとっても国家にとっても歴史的な関心以上の、喫緊の課題、すぐれて現代的な要請であると思われます。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 7/11(火) 講座の狙いとファシズム論の概観:イタリアを中心に
第2回 2017/ 7/11(火) ファシズム論の概観:ドイツを中心に
第3回 2017/ 7/12(水) 日本型ファシズム・国家主義・右翼
第4回 2017/ 7/12(水) 1920年代30年代の内政と国家的閉塞感
第5回 2017/ 7/13(木) なぜ暴力に訴えるか:血盟団事件と五・一五事件を中心に
第6回 2017/ 7/13(木) ファシズムの分水嶺:政治家への怒りと二・二六事件
第7回 2017/ 7/14(金) 近代日本の国家政治とナショナリズムの二重性
第8回 2017/ 7/14(金) 結びにかえて ―デモクラシの成果をめぐって―

備考

【ご受講に際して】
◆全8回の講義は便宜上参考図書(とくに1冊目、『西田税と日本ファシズム運動』)を利用しながら進めます。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『西田税と日本ファシズム運動』(岩波書店)(ISBN:978-4-00-024251-6)※ご希望の方には販売いたします(4,000円)。
『近代日本の国家政治?ナショナリズムと歴史認識』(早稲田大学出版部)(ISBN:978-4-657-15013-4)
『大山郁夫と日本デモクラシーの系譜』(岩波書店)(ISBN:978-4-00-022417-8)


※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 堀 真清
肩書き 早稲田大学名誉教授
プロフィール 早稲田大学名誉教授。同大学政経学部・大学院政治学研究科教授(日本政治史担当)、ケンブリッジ大学客員教授など歴任。 著書に『大山郁夫と日本デモクラシーの系譜』(岩波書店)『西田税と日本ファシズム運動』(岩波書店)『原典でよむ日本デモクラシー論集』(岩波書店)『近代日本の国家政治』(早大出版部)など。
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