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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-04-09 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:310501

哲学 ― 常識批判の基盤を形成するために ―

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月11日(火)~ 6月20日(火)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
24
その他
ビジター価格 33,534円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
常識批判は、二つの眼で現実を見ることによって可能となります。つまり圧倒的な力をもつ現実に対してそれを否定する眼をもって相対するということです。この否定的な眼をもつことが哲学の本質です。そのとき現実は新たな深い姿を見せます。それはまたわれわれの視野の拡大でもあります。私と一緒に哲学をもって新しい世界を楽しみましょう。

【講義概要】
哲学と聞くとそれだけで顔をしかめる人がいるでしょう。この講義は堅苦しいものではありません。まず私の哲学観を述べます。それからはいろいろな事柄(聖書、科学論、生物学、心理学等)を取り上げて、それを哲学的に考えてみようと思っています。哲学のテキストを使うことはありません。むしろ皆さんが知っている事柄を哲学的に考えてみようと思います。この講義の終了時には、みなさんは必ず、哲学の世界を楽しく散策できるようになることでしょう。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 4/11(火) 哲学の難解さ、哲学の特異性(1)
―哲学と他の諸学問とはどこが異なるのか―
第2回 2017/ 4/18(火) 哲学の難解さ、哲学の特異性(2)
―弁証法の本質、無意識の領域―
第3回 2017/ 4/25(火) 哲学と自然科学
―なぜ自然科学はわれわれの「真理」となったのか―
第4回 2017/ 5/ 9(火) 旧約聖書「創世記」第二・三章を考える
―アダムとエヴァの原罪を考えることは哲学の基本―
第5回 2017/ 5/16(火) 人間にとって理性は必要か
―理性は本当に人間を幸せにするのか―
第6回 2017/ 5/23(火) 人間と動物―動物は人間よりも劣っているのか―
第7回 2017/ 5/30(火) 精神障害を考える―正常とはどういうことか―
第8回 2017/ 6/ 6(火) 女ということ、男ということ―ジェンダーという問題―
第9回 2017/ 6/13(火) 東洋思想を考える―東洋思想における人間の位置―
第10回 2017/ 6/20(火) カント哲学―近代と現代思想の分水嶺に立つカント―

備考

【ご受講に際して】
◆講義の途中でも、疑問がわいたら、遠慮せず質問してください。その質問はきっとほかの受講生も思っていることです。
◆参考図書等は、講義の中で紹介します。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 那須 政玄
肩書き 早稲田大学教授
プロフィール 1947年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科哲学専攻博士課程単位取得満期退学。専門分野はドイツ観念論、20世紀ドイツ哲学。著書に『結界と虚界』(行人社)、『闇への論理』(行人社)、『カント読本』(法政大学出版局、共同執筆)など。
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