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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-05-23 / その他教養 / 学内講座コード:310301

アメリカ映画を読む ハリウッドはアメリカの社会問題をどう描いてきたか

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
5月25日(木)~ 6月22日(木)
講座回数
5回
時間
10:30~12:00
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
14,580円
定員
30
その他
ビジター価格 16,767円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・アメリカ映画を素材に、映像・作品の意味を主体的に読み取り、作品と能動的にかかわる楽しみを味わう。
・アメリカ映画を通して、アメリカの社会・文化・歴史の一端に触れる。

【講義概要】
ハリウッドは大衆の夢や願望を映像化する夢工場であると同時に、社会が抱える問題にも敏感に反応して映画の題材としてきました。アメリカの社会で起こる大事件は何年か後には必ず映画化されると言っても過言ではありません。2016年米大統領選挙は中傷合戦の末トランプ勝利という番狂わせで終わりましたが、これまでハリウッドは大統領選挙を題材にした映画をいくつも作ってきました。そこで、今回の大統領選を振り返りながら、1960年代以降の大統領選にからむいくつかの作品を観ることにします。さらに、いまの中東危機の直接的な原因となったイラク戦争や、リーマンショックで露わになった金融業界の内幕をハリウッドがどう描いたか、アメリカ史の汚点と言われる赤狩りがハリウッド作品にどう影を落としているかについて考え、ハリウッド映画史のなかにおける「社会問題映画」(social issue films)の系譜についても触れてみたいと思います。扱う作品が多いので、「ハリウッド『社会問題映画』の系譜&アメリカ大統領選挙」「イラク戦争」「金融問題」「ハリウッド赤狩り」の4つのテーマを5週にわたって考えます。
【講義でとりあげる映画作品】
『影なき狙撃者』(1962年) /『クライシス・オブ・アメリカ』(2004年、『影なき狙撃者』のリメイク)、『アメリカを斬る』(1969年)、『噂の真相/ワッグ・ザ・ドッグ』(1997年)、『ハートロッカー』(2008年)、『グリーン・ゾーン』(2010年)、『アメリカン・スナイパー』(2014年)、『ウォール街』(1987年)、『キャピタリズム~マネーは踊る~』(2009年)、『ウォールストリート』(2010年)、『マージン・コール』(2011年)、『真昼の決闘』(1952年)、『スパルタカス』(1960年)、『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』(2016年)

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 5/25(木) ハリウッド「社会問題映画」の系譜&アメリカ大統領選挙
第2回 2017/ 6/ 1(木) イラク戦争
第3回 2017/ 6/ 8(木) 金融問題
第4回 2017/ 6/15(木) ハリウッド赤狩り
第5回 2017/ 6/22(木) 全体のまとめと補足

備考

【ご受講に際して】
◆上記の映画を扱いますので、観たことのない作品を事前に見ておいていただけると、講義をより理解できると思います。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 寺地 五一
肩書き 東京経済大学元教員
プロフィール 1943年生まれ。東京外国語大学卒業後、同大学院修士課程修了。著書に『アメリカ一日一言』、訳書に『ノーム』、『去年を待ちながら』、『ウッドストック--1969年・夏の真実』、『マーシャン・インカ』、『ジョン・F・ケネディはなぜ死んだのか--語り得ないものとの闘い』、雑誌連載「私たちはなぜ先住民族について考えなければいけないか」など。長年国際交流ボランティアを続ける。
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