大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・近代日本人のアジア認識を理解する。
・明治・大正期における日中、日朝関係を理解する。
・基礎的な史料読解力を養う。

【講義概要】
　近代国家としての日本の発展には、アジアという地域が大きく関わっていました。明治・大正期の日本人はアジアをどのように認識していたのでしょうか。福沢諭吉、中江兆民、内村鑑三、夏目漱石、吉野作造、石橋湛山といった代表的な思想家・知識人の著作を手がかりに分析していきます。アジア諸国との、より良い関係を構築するうえでも必要なことだと思います。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 5/11(木) 福沢諭吉
第2回 2017/ 5/18(木) 中江兆民
第3回 2017/ 5/25(木) 内村鑑三
第4回 2017/ 6/ 1(木) 夏目漱石
第5回 2017/ 6/ 8(木) 吉野作造
第6回 2017/ 6/15(木) 石橋湛山

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
　お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	松井 慎一郎
肩書き	聖学院大学准教授
プロフィール	1967年群馬生まれ。同志社大学文学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。専門は、日本近現代思想史。著書に、『河合栄治郎』(中公新書)、『教養の思想』(共著、社会思想社)、『イギリス理想主義の展開と河合栄治郎』(共著、世界思想社)などがある。