検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2017-04-05 / 文学 / 学内講座コード:110117

昭和文学の面白さ、「歌のわかれ」「李陵」「弟子」「惜別」

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 7日(金)~ 6月23日(金)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
30
その他
ビジター価格 33,534円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【目標】
・近代文学の名作を、さまざまな角度から読み込む試みを続けていきます。
・よく知られた名作以外にも、改めて読むと興味深い問題が出てくる隠れた作品にも照明を当てます。
・小説を読む面白さを探究するとともに、文学者の仕事が時代の中でどう拡大していくかにも注意します。

【講義概要】
今年度の春学期は、昭和文学のうち前半の、戦前の時期の作品を扱います。まず、大正末から昭和の初めにかけての青春を描く中野重治の「歌のわかれ」を読み、引き続いて昭和の10年代に活躍した中島敦の作品から「李陵」「弟子」「悟浄出世」「悟浄歎異」の4作を、最後に戦中に太宰治が若き日の魯迅の日本体験を描いた「惜別」を扱います。昭和の困難な時代に、3人の文学者がどういう作風の中で、自分の個性を発揮したかに注意し、これらの作品の魅力を探っていきたいと思います。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 4/ 7(金) 中野重治「歌のわかれ」の分析・その1
第2回 2017/ 4/14(金) その2
第3回 2017/ 4/21(金) その3
第4回 2017/ 5/12(金) 中島敦「李陵」の分析
第5回 2017/ 5/19(金) 中島敦「弟子」の分析
第6回 2017/ 5/26(金) 中島敦「悟浄出世」の分析
第7回 2017/ 6/ 2(金) 中島敦「悟浄歎異」の分析
第8回 2017/ 6/ 9(金) 太宰治「惜別」の分析・その1
第9回 2017/ 6/16(金) その2
第10回 2017/ 6/23(金) その3

備考

【ご受講に際して】
パンフレット掲載の日程から変更がございます。
休講:4月28日→補講:6月23日


テキスト
『中野重治『村の家・おじさんの話・歌のわかれ』』(講談社文芸文庫)(ISBN:4-06-196265-5)
『中島敦『李陵・山月記』』(角川文庫)(ISBN:978-4-04-110302-9)※この文庫版の1 冊に扱う作品が全て入っていて便利
『太宰治『惜別』』(新潮文庫)(ISBN:978-4-10-100610-9)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 中島 国彦
肩書き 早稲田大学名誉教授
プロフィール 1946年、東京都生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了、博士(文学)。公益財団法人日本近代文学館専務理事。日本近代文学専攻。著書『近代文学にみる感受性』(筑摩書房)、『夏目漱石の手紙』(共著、大修館書店)など。岩波書店版『白秋全集』『荷風全集』編集委員。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.