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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-11-15 / 日本史 / 学内講座コード:”2331T014

新しい江戸時代が見えてくる 平和と文明の265年

主催:東京都立大学オープンユニバーシティ東京都立大学 飯田橋キャンパス(東京都)]
問合せ先
東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
YouTube Logo
開催日
11月25日(土)~12月16日(土)
講座回数
4回
時間
14:00~15:30
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
10,100円
定員
25
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
戦国の争乱を克服し、列島規模で平和を実現した江戸時代。実は、今日の私たちは江戸時代と地続きの時代であり、私たちは隣り合わせの時代に生きているのです。幕府と藩による強固な統治・行政システム、社会・経済の発展、教育・文化の普及など、この時代に形づくられた制度・システム・習慣は、現代の日本社会の重要な土台となっています。ともすれば抑圧的な「封建時代」、勧善懲悪の時代劇イメージで語られてきた江戸時代ですが、世界史上まれな平和な時代でもあったのです。さらに江戸時代の社会の特徴は、明治維新によって終わるのではなく、「江戸的」「和風」「和様」などとして途切れることなく現代に続いています。たとえば、江戸の首都機能は、そのまま東京へと引き継がれ、各地の城下町の多くも、県庁所在地あるいは地域の中核都市として機能しています。官僚制も江戸以来の制度・システムを多く引き継いでいます。また家族という社会の単位が安定したのも江戸時代です。江戸時代は、これまで想像されていた以上に、豊かで成熟していました。本講座では、拙著『新しい江戸時代が見えてくる(吉川弘文館)』の内容を主に紹介しながら、豊かで成熟した江戸265年の歴史を、「平和」と「文明化」をキーワードに、今日的視点から見直し、日本史における江戸時代の意味について考えます。

【講座スケジュール】
第1回 11-25 14:00~15:30
第2回 12-02 14:00~15:30
第3回 12-09 14:00~15:30
第4回 12-16 14:00~15:30

備考

【対象者】
一般の方・大学生・高校生

単位数:1単位

※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 大石 学
肩書き 東京学芸大学 名誉教授、時代考証学会 会長
プロフィール 日本近世史学者。1976年東京学芸大学社会科卒業、同大学院修士課程修了。1982年筑波大学大学院博士課程単位取得満期退学、1987年名城大学専任講師、1989年助教授、1997年東京学芸大学助教授、2001年教授。2016年4月より2018年3月まで副学長(兼附属図書館長)。2018年9月1日より独立行政法人日本芸術文化振興会監事。
NHK大河ドラマ『新選組!』『篤姫』『龍馬伝』『八重の桜』等の時代考証を担当。2009年、時代考証学会を設立、現在同会会長。
著作は多数にのぼるが、本年1月に『明治・大正・昭和の時代劇メディアと時代考証』(勉誠出版)を上梓した。
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