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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-10-29 / 日本史 / 学内講座コード:”2331T011

天皇と将軍の関係の変化―幕末維新の起点

主催:東京都立大学オープンユニバーシティ東京都立大学 飯田橋キャンパス(東京都)]
問合せ先
東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
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開催日
11月8日(水)~11月29日(水)
講座回数
4回
時間
18:30~20:00
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
10,100円
定員
15
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
江戸時代は、皇位継承すら幕府の許可が必要な「すべて武家が取り仕切る世」だった。しかし、幕末の政治闘争では天皇が政治の焦点に浮上し、明治維新を経て近代天皇制が生みだされた。天皇の劇的な政治的位置の変動過程を考えるため、幕末維新期の前提として、18世紀末に始まる天皇権威の回復、天皇(朝廷)と将軍(幕府)の関係の変化を取り上げる。閑院宮家から天皇の養子となり、皇位を継承した光格天皇(1771~1840)は、強い君主意識を背景に、幕府に窮民救済を求め、朝
廷儀式や神事の再興・復古、御所の復古的造営を実現し、天皇権威を回復・上昇させた。死後の称号に天皇号を再興させ、天皇が日本社会の権威秩序の頂点(極尊)であることを明示した。光格が切り開いた天皇権威の上昇は、天皇が幕末政治闘争の焦点になる起点となった。

【講座スケジュール】
第1回 11-08 18:30~20:00
第2回 11-15 18:30~20:00
第3回 11-22 18:30~20:00
第4回 11-29 18:30~20:00

備考

単位数:1単位

※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 藤田 覚
肩書き 東京大学名誉教授
プロフィール 東京大学史料編纂所教授、同大学院人文社会系研究科教授を経て、現在は東京大学名誉教授。専攻は日本近世史。『近世後期政治史と対外関係』(東京大学出版会)で角川源義賞受賞。主な著作として『幕末から維新へ』(岩波書店)『勘定奉行の江戸時代』(ちくま新書)『幕末の天皇』(講談社選書)『泰平のしくみ 江戸の行政と社会』(岩波書店)、『光格天皇』(ミネルヴァ日本評伝選)。
2022年5月に『インテリジェンス都市・江戸』(朝日新書)を上梓。2022年7月に『遠山景晋』(吉川弘文館)を上梓。
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