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講座詳細情報

申し込み締切日:2021-06-28 / 文学:日本史 / 学内講座コード:”2121T011

『渡辺幸庵対話記』を読む 17世紀とは、どういう時代だったのか

主催:東京都立大学オープンユニバーシティ東京都立大学 オンライン講座(東京都)]
問合せ先
東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
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開催日
7月8日(木)~7月29日(木)
講座回数
3回
時間
18:00~19:30
講座区分
数回もの 
入学金
3,000円
受講料
7,500円
定員
20
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
宝永8年(1711)、130歳で亡くなったといわれる渡辺幸庵。生前の彼のインタビューをまとめた記録が残されている。いわゆる、『渡辺幸庵対話記』である。
かつて歴史作家の司馬遼太郎はこの記録のなかに登場する「竹村武蔵」という人物に注目して小説『真説 宮本武蔵』を著した。しかしこの記録のなかには、このほかにもたくさんの興味深い話がみられる。
そもそも渡辺幸庵が生きたとされる1582年から1711年までの間には多くの重大な歴史的な事件が起きている。幸庵自身も大坂の陣や島原の乱に参戦し、さらには海外へと長期の旅に出て様々な見識を広げたともいう。
彼が見た17世紀とはどういう時代であったのか。戦争の時代から泰平の時代へと転換していった日本。この時代を生きたとされる幸庵の人生からは現在の日本社会を考えるヒントも見えてくる。
本講義ではくずし字で書かれた「対話記」(写本)を丁寧に読解しつつ、幸庵の言説のどこまでが真実であり、この記録から何が読み取れるのかについて考察する。

【講座スケジュール】
第1回 07/08 18:00~19:30
第2回 07/15 18:00~19:30
第3回 07/29 18:00~19:30

備考

単位数:1単位

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 夏目 琢史
肩書き 国士館大学 文学部准教授 徳川記念財団特別研究員
プロフィール 歴史学者・博士(社会学)。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。専門は日本近世史。主な著作に『アジールの日本史(同成社)』『井伊直虎 女領主・山の民・悪党(講談社現代新書)』『「名著」から読み解く日本社会史(ミネルヴァ書房)』など。2019年9月に『江戸の終活(光文社新書)』を上梓。2017年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」では資料提供者として制作に携わる。
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