講座詳細情報
申し込み締切日:2019-09-24 / 経営全般:スキル / 学内講座コード:19210002
上原と大友のマーケティング・ゼミナール ―現代のネット社会における?集合知?の重要性について考える―
- 開催日
- 10月 2日(水)、10月16日(水)、10月30日(水)、11月13日(水)、11月27日(水)、12月11日(水)、1月 8日(水)、1月22日(水)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 19:00~21:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 31,900円
- 定員
- 25
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
私たちは今、“思考の効率化”の真っただ中の時代に生きています。すなわち、18世紀末の産業革命は機械化による人間の労働の効率化を実現してくれました。しかし1990年代半ばに端を発するIT革命は、ネット社会を形成し、まして今や誰もが手にしている?スマホ?は、必要なあらゆる情報を世界中から手もとに届けてくれるのです。私たちは目の前の課題に対して何も考えることなく、問題解決のための検索方法さえ知っていればいいのです。時刻表も地図も名店案内も、さらには付き合うべき相手すらも教えてくれるのです。すべて手もとの?スマホ?が面倒なく応えてくれるのです。まさに?思考の効率化?を図ってくれたのです。
このような時代においては、?専門知?と呼ばれる私たち大学教員が提供している情報すら必要なく、それらは?スマホ?の中から引きだせばよいのです。それこそ現代の大学生に代表されるように、もう面倒な専門書を読む必要もなく、新聞もTVも雑誌も、いわゆるマスメディア情報など必要としない生活が当たり前になっているのです。
しかしそれらの情報は、誰がどのような責任をもって出しているのかについては意外と怪しげなものが多いのも事実です。それらの大部分は、ネット上のあらゆる素人が提供している情報の集積によるものであり、いい加減なものもたくさんあります。しかしだからといって、そうした?集合知?が必ずしも不適切な「知」であると言い切ることもできないのです。
はたしてこのようなネット上に群がっている「知」はどのような本質を有し、それはまたいかなる可能性を持つものなのか、それは企業の意思決定や組織の方向性にどのような影響を与えようとしているのか。この問題は、あらゆる人々が?スマホ脳?を形成しつつある今日において、決して避けて通ることのできない問題かもしれません。ましてある意味、AI(人工知能)の本質とは、このような膨大な素人による?集合知?の結果なのだと考えることもできます。また?ビッグデータ?とは私たちの様々な生活行為データの膨大な寄せ集めであり、そこから引き出された分析結果は、まさに?集合知?の賜物であるともいえるのです。そういえば、昔からの「格言」も歴史的に承認されてきた一つの?集合知?なのかもしれません。
この秋のゼミナールでは、こうした非常に興味深い問題を皆さんと議論しながらじっくりと考えてみたいと思います。今回も春以上に、皆様と有意義で白熱した、そして楽しい議論が展開できることを上原も大友も楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします。 (上原征彦・大友純)
【特記事項】
【演習概要】
・テキストや講師側の用意した参考事例を用いながら、受講生の皆さんとの議論を進めていきます。
・ 基本テキストは西垣通著『集合知とは何か~ネット時代の「知」のゆくえ』(中公新書、2013年)を使用し、講座初回に配布いたします。なお受講料には当文献代も含まれています。
【ジャンル】マーケティング
【講義レベル】応用~発展
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 10月 2日(水)
第2回 10月16日(水)
第3回 10月30日(水)
第4回 11月13日(水)
第5回 11月27日(水)
第6回 12月11日(水)
第7回 1月8日(水)
第8回 1月22日(水)
私たちは今、“思考の効率化”の真っただ中の時代に生きています。すなわち、18世紀末の産業革命は機械化による人間の労働の効率化を実現してくれました。しかし1990年代半ばに端を発するIT革命は、ネット社会を形成し、まして今や誰もが手にしている?スマホ?は、必要なあらゆる情報を世界中から手もとに届けてくれるのです。私たちは目の前の課題に対して何も考えることなく、問題解決のための検索方法さえ知っていればいいのです。時刻表も地図も名店案内も、さらには付き合うべき相手すらも教えてくれるのです。すべて手もとの?スマホ?が面倒なく応えてくれるのです。まさに?思考の効率化?を図ってくれたのです。
このような時代においては、?専門知?と呼ばれる私たち大学教員が提供している情報すら必要なく、それらは?スマホ?の中から引きだせばよいのです。それこそ現代の大学生に代表されるように、もう面倒な専門書を読む必要もなく、新聞もTVも雑誌も、いわゆるマスメディア情報など必要としない生活が当たり前になっているのです。
しかしそれらの情報は、誰がどのような責任をもって出しているのかについては意外と怪しげなものが多いのも事実です。それらの大部分は、ネット上のあらゆる素人が提供している情報の集積によるものであり、いい加減なものもたくさんあります。しかしだからといって、そうした?集合知?が必ずしも不適切な「知」であると言い切ることもできないのです。
はたしてこのようなネット上に群がっている「知」はどのような本質を有し、それはまたいかなる可能性を持つものなのか、それは企業の意思決定や組織の方向性にどのような影響を与えようとしているのか。この問題は、あらゆる人々が?スマホ脳?を形成しつつある今日において、決して避けて通ることのできない問題かもしれません。ましてある意味、AI(人工知能)の本質とは、このような膨大な素人による?集合知?の結果なのだと考えることもできます。また?ビッグデータ?とは私たちの様々な生活行為データの膨大な寄せ集めであり、そこから引き出された分析結果は、まさに?集合知?の賜物であるともいえるのです。そういえば、昔からの「格言」も歴史的に承認されてきた一つの?集合知?なのかもしれません。
この秋のゼミナールでは、こうした非常に興味深い問題を皆さんと議論しながらじっくりと考えてみたいと思います。今回も春以上に、皆様と有意義で白熱した、そして楽しい議論が展開できることを上原も大友も楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします。 (上原征彦・大友純)
【特記事項】
【演習概要】
・テキストや講師側の用意した参考事例を用いながら、受講生の皆さんとの議論を進めていきます。
・ 基本テキストは西垣通著『集合知とは何か~ネット時代の「知」のゆくえ』(中公新書、2013年)を使用し、講座初回に配布いたします。なお受講料には当文献代も含まれています。
【ジャンル】マーケティング
【講義レベル】応用~発展
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 10月 2日(水)
第2回 10月16日(水)
第3回 10月30日(水)
第4回 11月13日(水)
第5回 11月27日(水)
第6回 12月11日(水)
第7回 1月8日(水)
第8回 1月22日(水)
備考
【教材】
・配布資料
・西垣通著『集合知とは何か~ネット時代の「知」のゆくえ』(中公新書、2013年)
※教材費は受講料に含まれています。
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
・配布資料
・西垣通著『集合知とは何か~ネット時代の「知」のゆくえ』(中公新書、2013年)
※教材費は受講料に含まれています。
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 大友 純 |
---|---|
肩書き | 明治大学商学部教授、コーディネータ |
プロフィール | 明治大学大学院商学研究科博士後期課程退学。専門はマーケティング戦略論、広告論。食品・化学・自動車・機械メーカーや小売店等の大手企業で経営実務・マーケティング戦略の研修指導を数多く手がける他、中小企業経営、地域商業活性化に関する指導も続けている。明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科兼担教授。 |
名前 | 上原 征彦 |
---|---|
肩書き | 元明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科教授、公益財団法人 流通経済研究所 理事、株式会社コムテック22 代表取締役 |
プロフィール | 1968年東京大学経済学部卒業。日本勧業銀行、公益財団法人流通経済研究所、明治学院大学教授、明治大学専門職大学院教授、昭和女子大学現代ビジネス研究所特命教授を経て現職。この間、ペンシルベニア大学ウォートン校の客員教授として取引慣行の日米比較研究を行なった。2010年~2015年公益財団法人流通経済研究所理事長を務める。著書:『経営戦略とマーケティングの新展開』(誠文堂新光社)、『マーケティング戦略論』(有斐閣)など多数。 |
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