講座詳細情報
申し込み締切日:2024-02-03 / 経営全般 / 学内講座コード:23210010
現代アジアを読み解く グローバリゼーションが変容する中のアジアの経済発展の経緯、課題、現況と今後【ビジネス/国際理解/】
- 開催日
- 2月 3日(土)、 2月10日(土)、 2月17日(土)、 2月24日(土)、 3月 2日(土)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 10:30~11:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 6,000円
- 定員
- -
- 補足
講座詳細
【講座趣旨】
【概 要】
アジアの経済成長は、貿易や海外直接投資をテコとして、域内で連鎖的に発展してきた。グローバリゼーションの恩恵を受け、成長性や安定性を確保し、21世紀は「アジアの世紀」であろう。本講義では、アジア経済の発展段階について概説する。米国主導の国際秩序(民主主義と資本主義の価値体系・体制)と工業化とIT高度化の進展する下で、アジアは、経済協力を経て経済統合により、成長を継続してきた。しかし、アジアの域内外で格差、紛争、気候変動、感染症など様々な地球規模の課題は、一部深刻化し解消には程遠い。アジア経済の進展段階を、グローバリゼーションとの関係性の中で捉え、背景・経緯ともに経済・貿易を中心とした基本構造を詳説していく。多様性に富むアジアに根差した共存共栄という価値観を鑑み、今後の方向性を展望してみる。
(コーディネータ:明治大学政治経済学部教授 井田正道)
【特記事項】
※本講座はリアルタイム配信型(見逃し配信付き)となります。
■見逃し配信視聴方法(収録動画のストリーミング配信)
各回実施日の翌々日(日・祝日を除く)21時までに会員のページ「マイページ」に公開します。
視聴期限は、最終回の収録動画を公開してから2週間後です。期間中は何度でも視聴できます。
見逃し配信に関する詳細及び注意事項は、下記「オンライン講座ご受講にあたって」をご確認ください。
※お申込み前に必ずオンライン講座ご受講にあたってをご確認ください。
※初めてZoomをご利用になる方は、Zoomご利用ガイドをご覧ください。
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 2月 3日(土) アジア経済の発展と新たなフロンティア
世界経済構造を変えたアジアの経済発展のメカニズムとダイナミズムを鳥瞰。
新たな課題であるSDGsはアジアの責務。
第2回 2月10日(土) アジアの経済統合の現況と課題
アジアの経済統合をリードしたASEANとRCEPとTPPの経緯・現状・両者比較。中国・台湾のTPP加盟申請の動きなど今後の課題の検討。
第3回 2月17日(土) 中国の経済発展と今後の制約要因
急成長した経済大国中国の改革開放政策の概要と成果を検証。中所得国の罠や米中対立激化など今後の制約要因を整理し、対する日本の向き合い方の考察。
第4回 2月24日(土) 対外経済政策としての一帯一路構想
新たな対外経済政策の軸としての一帯一路構想の経済的背景とその意義を明示し、新たな国際秩序を模索する中国にとっての同構想の意義とその進展と課題についての考察。
第5回 3月 2日(土) グローバリゼーションの変遷とアジア経済の発展
総括:米中対立激化の継続を軸とする国際政治経済の潮流とグローバリゼーションの変容(サプライチェーンやヒト・モノ・カネの流れの変化)という中における、アジア経済と世界経済の今後を展
【概 要】
アジアの経済成長は、貿易や海外直接投資をテコとして、域内で連鎖的に発展してきた。グローバリゼーションの恩恵を受け、成長性や安定性を確保し、21世紀は「アジアの世紀」であろう。本講義では、アジア経済の発展段階について概説する。米国主導の国際秩序(民主主義と資本主義の価値体系・体制)と工業化とIT高度化の進展する下で、アジアは、経済協力を経て経済統合により、成長を継続してきた。しかし、アジアの域内外で格差、紛争、気候変動、感染症など様々な地球規模の課題は、一部深刻化し解消には程遠い。アジア経済の進展段階を、グローバリゼーションとの関係性の中で捉え、背景・経緯ともに経済・貿易を中心とした基本構造を詳説していく。多様性に富むアジアに根差した共存共栄という価値観を鑑み、今後の方向性を展望してみる。
(コーディネータ:明治大学政治経済学部教授 井田正道)
【特記事項】
※本講座はリアルタイム配信型(見逃し配信付き)となります。
■見逃し配信視聴方法(収録動画のストリーミング配信)
各回実施日の翌々日(日・祝日を除く)21時までに会員のページ「マイページ」に公開します。
視聴期限は、最終回の収録動画を公開してから2週間後です。期間中は何度でも視聴できます。
見逃し配信に関する詳細及び注意事項は、下記「オンライン講座ご受講にあたって」をご確認ください。
※お申込み前に必ずオンライン講座ご受講にあたってをご確認ください。
※初めてZoomをご利用になる方は、Zoomご利用ガイドをご覧ください。
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 2月 3日(土) アジア経済の発展と新たなフロンティア
世界経済構造を変えたアジアの経済発展のメカニズムとダイナミズムを鳥瞰。
新たな課題であるSDGsはアジアの責務。
第2回 2月10日(土) アジアの経済統合の現況と課題
アジアの経済統合をリードしたASEANとRCEPとTPPの経緯・現状・両者比較。中国・台湾のTPP加盟申請の動きなど今後の課題の検討。
第3回 2月17日(土) 中国の経済発展と今後の制約要因
急成長した経済大国中国の改革開放政策の概要と成果を検証。中所得国の罠や米中対立激化など今後の制約要因を整理し、対する日本の向き合い方の考察。
第4回 2月24日(土) 対外経済政策としての一帯一路構想
新たな対外経済政策の軸としての一帯一路構想の経済的背景とその意義を明示し、新たな国際秩序を模索する中国にとっての同構想の意義とその進展と課題についての考察。
第5回 3月 2日(土) グローバリゼーションの変遷とアジア経済の発展
総括:米中対立激化の継続を軸とする国際政治経済の潮流とグローバリゼーションの変容(サプライチェーンやヒト・モノ・カネの流れの変化)という中における、アジア経済と世界経済の今後を展
備考
【講座をお薦めする方】
◆ アジアにおける多様な活動を展開する企業・組織に勤務する若手からシニアの社会人。学問的なアジア経済への関心に留まらず、将来アジアにおける多様な活動を目指す大学生。このほか、国際政治・経済におけるアジアの立ち位置や世界とアジアとの関係性に関心があり、国際教養を高めたい方。
◆ この講座のレベルは「初級から中級」です。
【教材】
配付資料
会員のページ「マイページメニュー」の「オンライン講座視聴・資料ダウンロード」にてダウンロードしていただきます。
※資料については、各回講師の方針により、講義中の閲覧のみで、受講生の皆様にご提供できない場合がございますのでご了承ください。
・さらに理解を深めたい方は購入を推奨します。
小林尚朗・山本博史・矢野修一・春日尚雄 編著『アジア経済論』 文眞堂 2022年3月 2,860円(税込み)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆ アジアにおける多様な活動を展開する企業・組織に勤務する若手からシニアの社会人。学問的なアジア経済への関心に留まらず、将来アジアにおける多様な活動を目指す大学生。このほか、国際政治・経済におけるアジアの立ち位置や世界とアジアとの関係性に関心があり、国際教養を高めたい方。
◆ この講座のレベルは「初級から中級」です。
【教材】
配付資料
会員のページ「マイページメニュー」の「オンライン講座視聴・資料ダウンロード」にてダウンロードしていただきます。
※資料については、各回講師の方針により、講義中の閲覧のみで、受講生の皆様にご提供できない場合がございますのでご了承ください。
・さらに理解を深めたい方は購入を推奨します。
小林尚朗・山本博史・矢野修一・春日尚雄 編著『アジア経済論』 文眞堂 2022年3月 2,860円(税込み)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 藤森 浩樹 |
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肩書き | 明治大学大学院商学研究科兼任講師・横浜国立大学経済学部非常勤講師 |
プロフィール | 国際基督教大学卒。北海道拓殖銀行、国際金融情報センターを経て三井物産戦略研究所。2019年10月からIT企業の総務人事を統括。2003年から現職。2008~2009年シンガポールの東南アジア研究所客員研究員。アジア政経学会会員 共著として『アジアを見る眼-三井物産戦略研が読み解く経済の行方-』(共同通信社、2012年)、『新・アジア経済論-中国とアジア・コンセンサスの模索』(文眞堂、2016年)、『アジア経済論』(文眞堂, 2022年) |
名前 | 井田 正道 |
---|---|
肩書き | 明治大学政治経済学部教授 |
プロフィール | 1960年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒、明治大学大学院政治経済学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、明治大学リバティアカデミー長、日本政治学会理事、日本選挙学会理事、日本学術会議連携会員。近著として『アメリカ分裂-数字から読み解く大統領選挙―』明治大学出版会、『日本政治の展開』北樹出版、がある。 |