講座詳細情報
申し込み締切日:2017-09-27 / 経営全般:スキル / 学内講座コード:17210008
デザイン思考がビジネスを変える ―持続可能なイノベーションの創発―
- 開催日
- 10月 5日(木)、10月19日(木)、11月 9日(木)、11月16日(木)、11月30日(木)、12月14日(木)、 1月11日(木)、 1月25日(木)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 19:00~21:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 30,000円
- 定員
- 15
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
今回の講座で取り上げる著書『デザイン思考が世界を変える』は、デザイン思考研究の世界的な第一人者と言われているティム・ブラウンの初の著書の全訳です。本書の著者は本書の「はじめに」で、次のように述べています。「イノベーションを技術に偏った視点でとらえるのは、従来と比べて持続可能とは言えなくなってきている。また、既存の戦略から選ぶだけの経営哲学では、国内外の進展に圧倒されてしまうだろう。…したがって、我々にはイノベーションに対する新しいアイデアが必要だ。…このようなアプローチを提供するのが本書のテーマである『デザイン思考』なのだ。」
つまり、本著のテーマである「デザイン思考」とは、単に新製品、広告、ファッションといったデザインを指すものではありません。むしろ幅広く、一歩進めて、組織デザイン、戦略デザインを指す言葉として理解する必要があります。
さらに、重要な視点は、例えば、これまでのデザイナーといわれる人々に要求されていたのは、製品の外観や機能をどうするかが仕事であったとすると、「その製品が、どのように生活を改善するのか」、「どうすれば楽しい生活を支援することができるか」といった問題に取り組むのが、今日のデザイン思考家に求められる仕事と言えます。そこでは、部門横断的な全社的な取り組みが必要とされるだけでなく、顧客あるいは使用者の経験、つまりユーザー・エクスペリエンス(UX)の視点も取り込む必要が出てきます。
このような視点から、ビジネスを捉え直すことで、単に企業の新製品開発のデザインに止まらず、各種のサービス、例えば、福祉、医療、娯楽、環境など幅広く、複雑なサービスの問題に対しても柔軟な思考を身につけることができます。
このような視点に立ち、著者が取り組んできた様々な具体的な事例を参考に、本テーマの意味するところを受講生の皆様と議論していきます。
【特記事項】
【ジャンル】マーケティング
【講義レベル】応用
■講座は、毎回数名が報告者となって該当部分の報告を行い、関連する事例を紹介する中で、講師と受講生で議論を進めるゼミナール方式です。
【受講をお薦めする方】
■デザイン思考という斬新なテーマに関心をお持ちの方であればどなたでも歓迎します。
■マネジメント、マーケティングに関する専門的知識は必要ありません。むしろこれを契機にそれらの知識、考え方を向上させたいと思われる方におすすめしたい講座です。
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 10月 5日(木) はじめに
第2回 10月19日(木) デザイン思考を知る
第3回 11月 9日(木) ニーズを需要に変える
第4回 11月16日(木) メンタル・マトリクス
第5回 11月30日(木) 作って考える
第6回 12月14日(木) 初心に変える
第7回 1月11日(木) メッセージを広げる
第8回 1月25日(木) デザイン思考が企業に出会うとき
今回の講座で取り上げる著書『デザイン思考が世界を変える』は、デザイン思考研究の世界的な第一人者と言われているティム・ブラウンの初の著書の全訳です。本書の著者は本書の「はじめに」で、次のように述べています。「イノベーションを技術に偏った視点でとらえるのは、従来と比べて持続可能とは言えなくなってきている。また、既存の戦略から選ぶだけの経営哲学では、国内外の進展に圧倒されてしまうだろう。…したがって、我々にはイノベーションに対する新しいアイデアが必要だ。…このようなアプローチを提供するのが本書のテーマである『デザイン思考』なのだ。」
つまり、本著のテーマである「デザイン思考」とは、単に新製品、広告、ファッションといったデザインを指すものではありません。むしろ幅広く、一歩進めて、組織デザイン、戦略デザインを指す言葉として理解する必要があります。
さらに、重要な視点は、例えば、これまでのデザイナーといわれる人々に要求されていたのは、製品の外観や機能をどうするかが仕事であったとすると、「その製品が、どのように生活を改善するのか」、「どうすれば楽しい生活を支援することができるか」といった問題に取り組むのが、今日のデザイン思考家に求められる仕事と言えます。そこでは、部門横断的な全社的な取り組みが必要とされるだけでなく、顧客あるいは使用者の経験、つまりユーザー・エクスペリエンス(UX)の視点も取り込む必要が出てきます。
このような視点から、ビジネスを捉え直すことで、単に企業の新製品開発のデザインに止まらず、各種のサービス、例えば、福祉、医療、娯楽、環境など幅広く、複雑なサービスの問題に対しても柔軟な思考を身につけることができます。
このような視点に立ち、著者が取り組んできた様々な具体的な事例を参考に、本テーマの意味するところを受講生の皆様と議論していきます。
【特記事項】
【ジャンル】マーケティング
【講義レベル】応用
■講座は、毎回数名が報告者となって該当部分の報告を行い、関連する事例を紹介する中で、講師と受講生で議論を進めるゼミナール方式です。
【受講をお薦めする方】
■デザイン思考という斬新なテーマに関心をお持ちの方であればどなたでも歓迎します。
■マネジメント、マーケティングに関する専門的知識は必要ありません。むしろこれを契機にそれらの知識、考え方を向上させたいと思われる方におすすめしたい講座です。
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 10月 5日(木) はじめに
第2回 10月19日(木) デザイン思考を知る
第3回 11月 9日(木) ニーズを需要に変える
第4回 11月16日(木) メンタル・マトリクス
第5回 11月30日(木) 作って考える
第6回 12月14日(木) 初心に変える
第7回 1月11日(木) メッセージを広げる
第8回 1月25日(木) デザイン思考が企業に出会うとき
備考
【教材】
ティム・ブラウン著、千葉敏生翻訳『デザイン思考が世界を変える』(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
※教材費は受講料に含まれます。
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
ティム・ブラウン著、千葉敏生翻訳『デザイン思考が世界を変える』(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
※教材費は受講料に含まれます。
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 井上 崇通 |
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肩書き | 明治大学商学部教授 |
プロフィール | 専門はマーケティング戦略論、消費者行動論等、「企業と消費者の価値共創」、「消費者心理」、「戦略的マーケティング」をテーマに研究、主著に「消費者行動論」(同文舘)、「サービス・ドミナント・ロジック」(同文舘)等、企業研修・指導、各種資格試験出題委員等幅広く活動。 |
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