講座詳細情報
申し込み締切日:2017-10-03 / 経営全般:スキル / 学内講座コード:17210002
上原と大友のマーケティング・ゼミナール ―ビジネス戦略における失敗事例に学ぶ―
- 開催日
- 10月11日(水)、10月25日(水)、11月 8日(水)、11月22日(水)、12月 6日(水)、12月20日(水)、 1月10日(水)、 1月24日(水)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 19:00~21:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 30,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
日々のビジネスに従事されている方々の種々多様な課題解決に向けた情報探索活動において関心あるところは、大抵の場合、それら課題に関連するような他社の成功事例についてではないでしょうか。その事例対象の範囲は、同業他社はもちろんのこと異業種企業や海外企業のケースであっても非常に関心高く求められているのではないでしょうか。確かに、そうした事例学習に関わる既存の多くの書物においても『○○の成功事例に学ぶ!』と銘打った書名の方が『○○の失敗事例に学ぶ!』という題名よりは販売部数が多い場合が一般的ではないでしょうか。
しかし、よくよく考えてみると、成功事例の多くは、一般性のある要因に基づくというよりも、その時代特有の様々な経済的社会的環境を背景としていたり、その時の経営者の個人的天才的資質に影響されていたり、同業他社との競争上の条件特性が絡んでいたといった、言わば偶然的な環境要件の存在を前提にしていることが多いという事実があるのも確かです。その証拠に、その成功事例と同じような戦略や組織対応を採ったからといって、同じような成功結果を得られるという保証がまったくないことは、ビジネス人の多くの方々の経験するところではないでしょうか。
そういえば、プロ野球のヤクルトや楽天で采配を執ったあの野村克也監督の有名な言葉に「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」といった有名な言葉があります。勝利はその時の相手の状況に大きく依存する場合が多く、他方、負けには明らかにチャンスで打てなかったり、平凡なエラーが影響したりと、練習不足やサインの見間違いといった自らのはっきりとしたミスが敗因として認識できるものです。相手に依存した勝利要因は100%操作できるものではありませんが、敗因要因は努力によって克服可能なのです。ビジネスにおいてもまったく同様で、売上や利益の減少、倒産といった敗因についての原因には、意外と明確で一般性のある理由が多いことは皆さんも十分にご承知のことであると思います。
われわれはどうしても暗い事実よりは明るい事実を求めたがるものですが、“失敗の事実”をこそ、しっかりと分析の対象にしながら、他社の同じ轍を踏まないようにすることこそが重要なのではないでしょうか。なぜなら自らの側の失敗要因は努力によって避けることが可能だからです。今回の講座では、講師側で用意した事例集や受講生の皆さん方の業界の事例報告なども教材としながら、ビジネス上のそうした多くの失敗事例を分析することで、未来に向けての着実で具体的な戦略構築に応用できる知識を皆さんと一緒に探り出していきたいと思います。
(上原征彦・大友純)
【特記事項】
【ジャンル】マーケティング
【講義レベル】応用~発展
■テキストや講師側の用意した参考事例を用いながら、受講生の皆さんとの議論を進めていきます。
・基本テキストは藤森徹(帝国データバンク情報部)著『あの会社はこうして潰れた』(日本経済新聞出版社、2017年)を使用し、初回講義時に配布いたします。なお受講料には当文献代も含まれています。
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 10月11日(水) テーマ解題(上原・大友)テキスト第1章を中心に
第2回 10月25日(水) テキスト第2章の要約報告と議論
第3回 11月 8日(水) テキスト第3章の要約報告と議論
第4回 11月22日(水) テキスト第4章の要約報告と議論
第5回 12月 6日(水) テキスト第5章の要約報告と議論
第6回 12月20日(水) テキスト第6章の要約報告と議論
第7回 1月10日(水) テキスト第7章の要約報告と議論
第8回 1月24日(水) テキスト第8章の要約報告と議論およびまとめ
日々のビジネスに従事されている方々の種々多様な課題解決に向けた情報探索活動において関心あるところは、大抵の場合、それら課題に関連するような他社の成功事例についてではないでしょうか。その事例対象の範囲は、同業他社はもちろんのこと異業種企業や海外企業のケースであっても非常に関心高く求められているのではないでしょうか。確かに、そうした事例学習に関わる既存の多くの書物においても『○○の成功事例に学ぶ!』と銘打った書名の方が『○○の失敗事例に学ぶ!』という題名よりは販売部数が多い場合が一般的ではないでしょうか。
しかし、よくよく考えてみると、成功事例の多くは、一般性のある要因に基づくというよりも、その時代特有の様々な経済的社会的環境を背景としていたり、その時の経営者の個人的天才的資質に影響されていたり、同業他社との競争上の条件特性が絡んでいたといった、言わば偶然的な環境要件の存在を前提にしていることが多いという事実があるのも確かです。その証拠に、その成功事例と同じような戦略や組織対応を採ったからといって、同じような成功結果を得られるという保証がまったくないことは、ビジネス人の多くの方々の経験するところではないでしょうか。
そういえば、プロ野球のヤクルトや楽天で采配を執ったあの野村克也監督の有名な言葉に「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」といった有名な言葉があります。勝利はその時の相手の状況に大きく依存する場合が多く、他方、負けには明らかにチャンスで打てなかったり、平凡なエラーが影響したりと、練習不足やサインの見間違いといった自らのはっきりとしたミスが敗因として認識できるものです。相手に依存した勝利要因は100%操作できるものではありませんが、敗因要因は努力によって克服可能なのです。ビジネスにおいてもまったく同様で、売上や利益の減少、倒産といった敗因についての原因には、意外と明確で一般性のある理由が多いことは皆さんも十分にご承知のことであると思います。
われわれはどうしても暗い事実よりは明るい事実を求めたがるものですが、“失敗の事実”をこそ、しっかりと分析の対象にしながら、他社の同じ轍を踏まないようにすることこそが重要なのではないでしょうか。なぜなら自らの側の失敗要因は努力によって避けることが可能だからです。今回の講座では、講師側で用意した事例集や受講生の皆さん方の業界の事例報告なども教材としながら、ビジネス上のそうした多くの失敗事例を分析することで、未来に向けての着実で具体的な戦略構築に応用できる知識を皆さんと一緒に探り出していきたいと思います。
(上原征彦・大友純)
【特記事項】
【ジャンル】マーケティング
【講義レベル】応用~発展
■テキストや講師側の用意した参考事例を用いながら、受講生の皆さんとの議論を進めていきます。
・基本テキストは藤森徹(帝国データバンク情報部)著『あの会社はこうして潰れた』(日本経済新聞出版社、2017年)を使用し、初回講義時に配布いたします。なお受講料には当文献代も含まれています。
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 10月11日(水) テーマ解題(上原・大友)テキスト第1章を中心に
第2回 10月25日(水) テキスト第2章の要約報告と議論
第3回 11月 8日(水) テキスト第3章の要約報告と議論
第4回 11月22日(水) テキスト第4章の要約報告と議論
第5回 12月 6日(水) テキスト第5章の要約報告と議論
第6回 12月20日(水) テキスト第6章の要約報告と議論
第7回 1月10日(水) テキスト第7章の要約報告と議論
第8回 1月24日(水) テキスト第8章の要約報告と議論およびまとめ
備考
【教材】
藤森徹(帝国データバンク情報部)著『あの会社はこうして潰れた』(日本経済新聞出版社、2017年)
※教材費は受講料に含まれています。
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
藤森徹(帝国データバンク情報部)著『あの会社はこうして潰れた』(日本経済新聞出版社、2017年)
※教材費は受講料に含まれています。
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 大友 純 |
---|---|
肩書き | 明治大学商学部教授 |
プロフィール | 明治大学大学院商学研究科博士後期課程退学。専門はマーケティング戦略論、広告論。食品・化学・自動車・機械メーカーや小売店等の大手企業で経営実務・マーケティング戦略の研修指導を数多く手がける他、中小企業経営、地域商業活性化に関する指導も続けている。明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科兼担教授。 |
名前 | 上原 征彦 |
---|---|
肩書き | 元明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科教授 |
プロフィール | 昭和女子大学現代ビジネス研究所 特命教授。 1968年東京大学経済学部卒業。日本勧業銀行、財団法人流通経済研究所、明治学院大学教授、明治大学専門職大学院教授を経て現職。この間、ペンシルベニア大学ウォートン校の客員教授として取引慣行の日米比較研究を行った。2002年より財団法人流通経済研究所理事、2010年~2015年理事長。著書:『経営戦略とマーケティングの新展開』(誠文堂新光社)、『マーケティング戦略論』(有斐閣)など多数。 |
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