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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-04-06 / 経営全般:スキル / 学内講座コード:16110018

「ブラック・スワン」に対処する心を養う ―不確実な時代をいかに読み解くか―

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
4月14日(木)、 4月28日(木)、 5月12日(木)、 5月26日(木)、 6月 9日(木)、 6月23日(木)、 7月 7日(木)、 7月21日(木)
講座回数
8回
時間
19:00~21:00
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
30,000円
定員
15
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
本講座は、今日注目されている著書を受講生と共に読破していこうとするものです。今回取り上げる著書「ブラック・スワン」の序には、以下のような解説あります。「ブラック・スワンとは次のような3つの特徴を備えた現象を指す。第一に異常であること。普通に考えられる範囲の外側にあること。第二にとても大きな衝撃があること、第三に、それが起こってから適当な説明をでっち上げて筋道をつけたり、予測可能だったとしてしまうことである」。
私たちは、日常生活においても日々のビジネス業務においても、多くの予測できない状況に遭遇しています。しかし、それが発生したときに、それを無視したり、何らかの理由をつけて自分や関係者を納得させようとします。大切なことは、通説・通常とは違うことがなぜ起きたのか、その謎を解明することです。この本を読み進めていく中で、これまで、私たちが手にし、利用してきた社会科学のさまざまな理論や公式の限界、とくに計量化され諸理論・公式、コンピュータに組み込まれたさまざまなモデルの限界を認識すると共に、認知科学、心理学等様々な分野からの新たな視点を学び取ることができます。本書翻訳は上下巻となっていますが、受講生とも相談しながら、8回の講義に併せて講義内容を決めていきます。
本書を読むことで、ブラック・スワンに遭遇した時、そこから新しい革新・変革の可能性を引き出せるかもしれません。


※講座は、毎回数名が報告者となって該当部分の報告を行い、関連する事例を紹介する中で、講師と受講生で議論を進めるゼミナール方式です。

【ジャンル】マーケティング
【講義レベル】応用

【講義概要】
第1回 4月14日(木) 第1部
ウンベルト・エーコの反蔵書、あるいは認められたい私たちのやり口

第2回 4月28日(木) 第1部
ウンベルト・エーコの反蔵書、あるいは認められたい私たちのやり口

第3回 5月12日(木) 第2部
私たちには先が見えない

第4回 5月26日(木) 第2部
私たちには先が見えない

第5回 6月 9日(木) 第3部
果ての国に棲む灰色の白鳥

第6回 6月23日(木) 第3部
果ての国に棲む灰色の白鳥

第7回 7月 7日(木) 第4部
おしまい

第8回 7月21日(木) 第4部
おしまい

備考

【講座をお薦めする方】
今回の講義内容は、不確実な状況に遭遇し、悩んでおられるすべての企業関係者に開かれた内容となっております。それだけでなく日々の生活に対応するための手立てを考える拠り所としても学べるところが多くあると思います。

【教材】
『ブラック・スワン―不確実性とリスクの本質 [上]・[下] ナシーム・ニコラス・タレブ』(ダイヤモンド社)
※教材は受講料に含まれています。

講師陣

名前 井上 崇通
肩書き 明治大学商学部教授
プロフィール 専門はマーケティング戦略論、消費者行動論等、「企業と消費者の価値共創」、「消費者心理」、「戦略的マーケティング」をテーマに研究、主著に「消費者行動論」(同文舘)、「サービス・ドミナント・ロジック」(同文舘)等、企業研修・指導、各種資格試験出題委員等幅広く活動。
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