検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2015-09-22 / 経営全般:スキル / 学内講座コード:15210010

上原と大友のマーケティング・ゼミナール ―今日的企業経営とマーケティング活動に関する課題とその解決に向けて―

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
9月30日(水)、10月14日(水)、10月28日(水)、11月11日(水)、11月25日(水)、12月 9日(水)、 1月13日(水)、 1月27日(水)
講座回数
8回
時間
19:00~21:00
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
30,000円
定員
30
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【講座趣旨】
21世紀に入って15年。日本企業はもはや他国での金融危機から世界各地での軍事的紛争はもちろんのこと、自然環境の異変に至るまで、この地球上のあらゆる要因が及ぼす影響から逃れることができなくなってしまいました。そうした世界中の何某かの異変がわたし達の日々のビジネス活動に大きく関わる状況をこそ“グローバル”という言葉で表現しているのかもしれません。

さらには、国を問わず世界的規模で個々人の情報環境も、わずか10年前の状況とは一変してしまいました。個人的な情報機器の所有は、単なる連絡やマスメディア情報の収集のための手段的道具としての価値を越えて、パーソナル・メディアとして世界中に発信可能な手段を手にしてしまったのです。それはわたし達のビジネス・コミュニケーションや家庭内のコミュニケーションにおける関係価値そのものをも変えてしまうような勢いを示しています。その力はマスメディアの持っていた20世紀までの力をすら凌駕してしまったのです。しかもそれはわたし達の人間としての感情や心のあり様そのものへも影響を及ぼし始めているだけでなく、人々の欲望そのものが物財に向かわない時代を引き寄せてしまったのです。

こうした現状はたとえば10年後の2025年にはどのような社会をつくり出しているのでしょうか。そのころにはビジネスの状況や消費行動の状況、個々人の生活の状況、家族というものの関係等々、いかなる様相を呈しているのでしょうか。そこは“衝動”が支配し、“我慢”などといった概念すら消え去っている社会なのでしょうか。
斯かる問題を今議論することの意義はどこにあるのでしょうか。このような地球規模での変化は、前世期までの人類の経験の延長上で捉えきれるものなのでしょうか。なぜなら、それは人間としての基本的なあり様そのものに影響を及ぼすようなまったく新しい社会形成への変革の途上に今あると思われるからであり、わたし達が20世紀までに培ってきた学問や理論で説明できる世界とは全く異なる原理で社会が動き始まっているのではないかと感じるからなのです。もはや産業革命に基礎をおいた現在のビジネスの考え方や理論では太刀打ちできない時代の幕が開いたのです。

今回のゼミでは、日々ビジネスの現場におられる受講生の方々と上原・大友が様々な視点から議論を重ねながら、10年後を見据えた新しい知識を開発していきたいと思っています。それを利用しながら未来に向けた的確な戦略構築のための礎を皆さんと創り出すことができれば幸いです。特に、製造の世界、流通の世界、サービスの世界、消費生活の世界といった4つの領域を取り上げながら、その今日的変化と問題の本質について、そしてそれに対応すべき新たな考え方の方向性について、計8回で議論していきたいと思います。

【特記事項】
●議論の下地となる参考文献として、
P.ロバーツ著神保哲生訳『「衝動」に支配される世界~我慢しない消費者が社会を食いつくす~』
ダイヤモンド社、2015年を用意し、講座お申し込み時(来校時)に配布いたします。
なお、受講料には当文献代も含まれています。

【講義概要】
第1回 9月30日(水)
消費世界の今日的変化とその課題

第2回 10月14日(水)
消費世界の今日的変化とその課題

第3回 10月28日(水)
製造世界の今日的変化とその課題

第4回 11月11日(水)
製造世界の今日的変化とその課題

第5回 11月25日(水)
流通世界の今日的変化とその課題

第6回 12月 9日(水)
流通世界の今日的変化とその課題

第7回 1月13日(水)
サービス世界の今日的変化とその課題

第8回 1月27日(水)
サービス世界の今日的変化とその課題

備考

【教材】
※講座お申し込み時(来校時)に配布いたします。
(受講料に含まれます)。

講師陣

名前 上原 征彦
肩書き 元明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科教授
プロフィール 昭和女子大学現代ビジネス研究所 特命教授。
1968年東京大学経済学部卒業。日本勧業銀行、財団法人流通経済研究所、明治学院大学教授、明治大学専門職大学院教授を経て現職。この間、ペンシルベニア大学ウォートン校の客員教授として取引慣行の日米比較研究を行った。2002年より財団法人流通経済研究所理事、2010年~2015年理事長。著書:『経営戦略とマーケティングの新展開』(誠文堂新光社)、『マーケティング戦略論』(有斐閣)など多数。
名前 大友 純
肩書き 明治大学商学部教授
プロフィール 明治大学大学院商学研究科博士後期課程退学。専門はマーケティング戦略論、広告論。食品・化学・自動車・機械メーカーや小売店等の大手企業で経営実務・マーケティング戦略の研修指導を数多く手がける他、中小企業経営、地域商業活性化に関する指導も続けている。明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科兼担教授。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.