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講座詳細情報

申し込み締切日:2012-09-17 / 音楽:芸術・文化 / 学内講座コード:112397

ベートーヴェンの魅力に迫る~「第九」を楽しむために~

主催:恵泉女学園大学恵泉女学園大学 多摩キャンパス(東京都)]
問合せ先:恵泉女学園大学多摩キャンパス研究機構事務室 TEL:042-376-8332
開催日
9/27~12/20
申込開始8/21 午前10時から
講座回数
8
時間
10:40~12:10
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
14,400円
定員
30
その他
詳細は、本学公開講座Webサイトでご確認ください。
恵泉女学園大学公開講座
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

母校である恵泉での講座も4年目。毎回ほぼ満員御礼!心より感謝しております。継続受講生さんとはすっかり親しくなり、また新しい受講生さんとは新鮮な出会いがあり、皆さまから頂くものがたくさんあります。音楽を通しての出会いは素晴らしいです。私に「学ぶことの楽しさ」を教えてくれた恵泉で、また、音楽を専門的に学ぼうと決意させてくれた私の原点である恵泉で、今、このような経験ができていること、大変、幸せに思います。さて、これまでこの講座では、ショパン、シューマン、リスト、モーツァルト...と人気作曲家を取り上げてきましたが、今回は、春のシューベルトに続いて、音楽史上、非常に大きな存在であるベートーヴェンをとりあげます。ベートーヴェンの生涯は波乱まみれです。苦しい生涯の中で彼にとっての音楽とは何だったのか...彼の音楽に込められたメッセージは何なのか。ちょうど年末は第九シーズンです。ベートーヴェンの生涯と作品をじっくり追っていきましょう。

第1回 はじまり ~ベートーヴェンの生きた時代とボンでの幼少期から青年期~
開催日:2012年9月27日
ベートーヴェンはドイツのボンで生まれました。ベートーヴェンの生きた時代の背景と、ボン時代の作品に触れながら若かりしベートーヴェンを追っていきます。
第2回 未来にむかって!輝かしきウィーン時代のはじまり
開催日:2012年10月4日
ボンからウィーンへとやってきたベートーヴェンは研鑽を積んでいきます。まだ聴覚障害があらわれる前のベートーヴェンの明るい時代です。初期のピアノソナタ、交響曲、弦楽四重奏などの作品もご紹介します。
第3回 ハイリゲンシュタットの遺書 ~苦悩のはじまり~
開催日:2012年10月11日
聴覚障害に思い悩んだベートーヴェンは、ハイリゲンシュタットで遺書をしたためます。まるでひとつの文学作品のような構成になっている遺書です。ベートーヴェンの心の叫びを聴きながら、その後のベートーヴェンを追います。
第4回 傑作の森といわれる時代 ~偉大なる交響曲の数々~
開催日:2012年10月25日
「ハイリゲンシュタットの遺書」以降、ベートーヴェンの作風は大きく変化し「英雄」「運命」「田園」多くの名曲が登場します。ベートーヴェンの交響曲の特徴についてお話します。
第5回 傑作の森といわれる時代(2) ~ピアノソナタ~
開催日:2012年11月8日
ハイリゲンシュタットの遺書以降は、ピアノソナタにも作風の変化があらわれ、また「月光」「熱情」「ワルトシュタイン」といった名曲がうまれます。第5回はピアノソナタのお話です。ベートーヴェンの恋愛観についてのお話も登場します。
第6回 傑作の森といわれる時代(3) ~弦楽四重奏~
開催日:2012年11月22日
第6回は、引き続き、遺書以降の弦楽四重奏のお話です。ラズモフスキー四重奏曲などをとりあげ、ベートーヴェンとパトロンとの関係についてお話します。
第7回 晩年にむかって ~孤独と聴覚障害、そして家族問題~
開催日:2012年12月6日
晩年のベートーヴェンは家族問題を抱え出し、創作のペースが落ちてきます。ベートーヴェンが求めていたものは何か…晩年の作品を聴きながら考えていきましょう。
第8回 苦悩を突き抜けて歓喜へ ~喜びの歌~
開催日:2012年12月20日
最終回は最晩年のベートーヴェンと、生涯のまとめを行い、「第九」について学びます。シラーの詩「歓びの歌」にこめられたベートーヴェンのメッセージは何か。波乱の生涯の中で彼が見いだした光を考えましょう。

講師陣

名前 小澤 由佳
肩書き 本学公開講座講師
プロフィール おざわ ゆか 恵泉女学園大学卒業、日本大学大学院芸術学研究科博士前期課程修了、同大学院後期課程修了。芸術学博士。専門は音楽学。現在、日本大学藝術学部、恵泉女学園大学、桜美林学園等で教鞭を執り、講師業のかたわら、演奏会企画、講演、執筆業などを積極的にこなしている。近年では音楽と文学、音楽と漫画など音楽と周辺芸術領域との関連性に関するユニークな視点の研究を展開している。

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